【嶋コラム】遠いバンディエラ
隣はベガルタ仙台の話。仙台一筋で16年間プレーを続けた梁勇基が今季限りで契約満了となった。リリースのコメントを読む限りでは、選手とは違う形での打診をされていたと推測できるが、本人の現役続行の意思が堅く、契約満了して新天地を探すことになるようだ。
過去何度もダービーで対戦して辛酸を舐めさせられた選手だが、彼もJリーグでは名の通ったバンディエラの一人。まずは長年クラブに貢献したことに敬意を表したい。
バンディエラ。サッカー界で長年一つのチームに在籍して活動したレジェンド選手を指す言葉。出身から現役引退までを同一チームで過ごした選手に与えられる称号のようなものだ。厳密な定義があるわけではないので、単純に長年チームに貢献した選手に向けて使われる事も多い。
必要な年数も決まっていないが、数年単位では足りず、最低でも10年以上が目安になるか。そのルールに当てはめれば梁勇基は間違いなくその一人と言えるだろう。
もちろん、モンテディオ山形にもバンディエラは存在する。
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