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【山形vs群馬】プレビュー:前節つかめなかった勝利を、今節こそ。

■明治安田生命J2リーグ 第5節
7月15日(水)山形vs群馬(19:00KICK OFF/NDスタ)
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「入場するときにお客さんが見えるというのは、選手の側からすれば『頑張ろう』という気持ちにもなりますし、時折拍手とかもしてくれてたので、無観客試合のときよりはテンションが上がりました」

熊本雄太が前節・水戸戦を振り返る。入場者数2,304人は昨シーズンまでを思えば寂しい数字。しかも声出しや手拍子など応援スタイルもかなり制限されていた。それでも、無観客の「リモートマッチ」をホームとアウェイで1試合ずつ経験した選手たちには、それがいかに心強かったか。

水戸戦では今季初出場となった佐藤昭大、岡﨑建哉がそれぞれに特長を出し、モンテディオのバリエーションを示す一戦ともなった。攻撃のテンポのよさ、岡﨑のくさびから3人目が飛び出すシーンも見られた。そしてスコアラーはまたしても渡邊凌磨。チームのシュート8本中5本が渡邊によるものだった。2本放った山岸祐也のシュートも決定機の範疇。いつゴールネットを揺らしてもおかしくない状況にある。

中断明けで初めて迎える中3日の試合、ホーム連戦はアドバンテージになる。前節つかめなかった勝利を、今節こそ。

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