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【山形vs京都】レポート:3得点分の収穫と4失点分の課題を糧に。

■明治安田生命J2リーグ 第10節
8月8日(土)山形 3-4 京都(19:03KICK OFF/NDスタ/2,865人)
得点者:22’野田裕喜(山形)31’ピーターウタカ(京都)37’ピーターウタカ(京都)42’山岸祐也(山形)47’山岸祐也(山形)53’ピーターウタカ(京都)87’ピーターウタカ(京都)
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京都戦の最終スコアは3-4。全体を振り返れば山形が取ってもおかしくない内容ではあったが、互いに違うスタイルでゴールを量産した結果、最後は京都に一歩上回られてしまった。

4得点を決めたピーター・ウタカの強さ・スピード・技量は確かに抜きん出ていたが、京都がチーム全体でウタカの良さを引き出したとも言える。
一方の山形は、フォーメーション変更や選手のポジション変更などで新たな一面をみせ、攻守でアグレッシブなスタイルを出しながら攻め続けて3得点を取ったものの、守備面の不慣れさも散見した。プラス効果とマイナス効果の両方が大きく現れた試合といえるだろう。

ウタカショックの敗戦だけで終わらせるにはあまりにも惜しい試合。3得点分の収穫と4失点分の課題は、チームにとって新たな伸びしろが増えたということ。
だからこそ、下を向かずに一つひとつの得点や失点に目を向けて糧にすることが何よりも重要だ。

(残り 3007文字/全文: 3554文字)

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