【栃木vs山形】プレビュー:新たな態勢着々、 “VS堅守”で攻撃力の真価を問う
■明治安田生命J2リーグ 第26節
10月14日(水)栃木vs山形(19:00KICK OFF/栃木グ)
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石丸清隆監督が「不甲斐ない」と表現した1-3の松本戦から一転、前節・琉球戦は3-0の勝利となった。
「自分はそんなにスピードがあるタイプじゃないので、サイドに張ってるよりも中でみんなとコンビネーションしたほうが生きるというのは、今日の試合でも感じた」と、相手を押し込み、南の周囲にサポートできる選手が複数いる状態を長く作ったこと。また、先制点につながったような高い位置からのプレスが効いていたことも要因として挙げることができる。23本放ったシュートのなかには強引だったものもあったが、積み上げて来たパスサッカーが一人の移籍で崩れるものではないことを示した。
そして、新たな戦力も加わっている。セレッソ大阪から期限付き移籍となる、FW山内寛史とMF前川大河。山内は一昨年、昨年と町田に在籍し、J2でのプレーに違和感はない。前川は昨シーズンの福岡で40試合に出場しているが、その前の3シーズンはリカルド ロドリゲス監督が指揮する徳島で主力として活躍している。この二人が今後活躍することはもちろん、この二人に触発されてチーム内競争がさらに高まれば、チームのレベルは上がることになる。
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