【Football bless you】中村駿:自らと向き合った4シーズン、確かな成長を手にJ1へ
在籍期間が長くても短くても、試合に出ていても出ていなくても、同じ目標に向かい、モンテディオの一員として山形で過ごした選手は、この先どこへ行こうと大切な存在。ともにチームの歴史を創ってきた時間が消えることはない。
契約満了、移籍、引退…今シーズン限りでチームを去ることになった選手たちを「この先の人生に幸あれ」と送り出す、恒例のオフシーズン限定企画。(不定期更新)
昨シーズン、ブラウブリッツ秋田に移籍した加賀健一が、中村駿の特長を聞かれた際に真っ先に答えたのは「ボランチだけど点がとれる」という点だった。モンテディオ在籍中の4シーズンで17得点。プロのキャリアをスタートさせた群馬でも4得点を記録している。相手の背後のスペースに走り込んで、セットプレーのセカンドを狙って、ミドルレンジから、直接フリーキックで、とその形はじつに多彩だ。
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