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【トピックス】背番号44〜藤嶋栄介

17日の市原スポレクパークには、常時10メートル、時に15メートルを越えるような強風が吹いていた。一日やむ気配のない風に、結局午後のトレーニングはキャンセルとなった。

立っているだけで体を倒されるような強風に、丸いボールも影響を受ける。フィールドプレーヤー以上に、終始受け身に回るゴールキーパーは神経を遣うが、「最終的には枠に飛んでくるので、あまりストレスを抱えないように僕はやってます」と話していたのは藤嶋栄介。

「雨とかもそうですけど、変に意識しちゃうほうがストレスがかかっちゃうので。結局やることはゴールを守ることだし、そこは変わらない。そこだけをフォーカスすればそんなに気にはならないかなと思います」

藤嶋と言えば、昨年10月に川崎フロンターレから移籍。櫛引政敏の長期離脱を受けた形で、背番号もクラブ側から用意された「42」をただ受け入れただけとの証言も、当時の慌ただしさを伝えている。

その藤嶋の背番号が今シーズン、「2」だけ増えて「44」に変更されていた。この微妙な変更には意味があった。

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