Dio-maga(ディオマガ)

【山形vsヴェルスパ大分】山橋貴史監督(V大分)記者会見コメント「かなり厳しいなと最初は思っていたんですけど、選手が本当に良く頑張ってくれて途中から落ち着いてゲームをコントロールできていた」

■天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会
6月9日(水)山形 1-2 ヴェルスパ大分(19:00KICK OFF/NDスタ/1,809人)
得点者:16’松本幹太(山形)45’利根瑠偉(V大分)49’利根瑠偉(V大分)
———–
〇山橋貴史監督(V大分)
「立ち上がりのところ、山形のパスの質であるとか、ビルドアップの精度、組み立てのところで、なかなかボールを奪えるような場面がなかったので、ちょっと我々が引いてしまったと思うんですよね。それでスペースを与えてしまったので、かなりモンテディオさんに押し込まれる場面が多かったと思うんですけれども。失点したあと、ボールを奪いに行く、我々のコンセプトをしっかりやるべきだということで、みんなでコンパクトになってボールを奪いに行くことをしだしてから、だいぶ前でボールを奪ったり、長いボールを蹴られてもしっかり予測をして対応できるような、良い守備から良い攻撃に切り替えができていたんじゃないかなと。そういう流れの中で同点に追いつくことができたので、それで選手もちょっと落ち着いてゲームを運べたかなと。後半も前半の良い流れのまま、立ち上がりに点数が取れたので、あとは最後の方が山形さんが選手を交代してかなり質も高まってきた中で、選手が最後までよく戦ってくれたと思います」

Q:2試合続けてJ2撃破というところについてはいかがでしょうか。
「リーグの合間で、我々もそうですがメンバーもなかなか大変だし、山形はリーグ戦のメンバーと変わっていましたが、非常に質が高くて、かなり厳しいなと最初は思っていたんですけど、選手が本当に良く頑張ってくれて途中から落ち着いてゲームをコントロールできていたので。結果的になんとか勝てて、自信にも繋がったかなと思います」

Q:リーグ戦から中3日というところで、試合前の指示を含めてどういった声をかけられたのでしょうか。
「もう相手のビルドアップ、攻撃の質の高さというところはある程度把握していたので、ボールを動かされることはあると思うんだけど、下がるんじゃなくて、前から奪いに行きたいという話をしていました。思っていた以上に選手たちは行ってたつもりだと思うんですけど、結構ボールを動かされたので、下がっちゃったかなと。そのあたり失点した後に、開き直ったじゃないですけど、我々が今までやってきたことをやるということは飲水の時にも指示をしましたし、そのへんからちょっと流れが変わったと思います」

Q:最後に、リーグ戦も続きますが、また7月に入ってすぐ連戦で3回戦ありますが、そこについてはいかがでしょうか。
「今、サブのメンバーや大分に残っているメンバーもかなりいい準備が出来ているので、先週のFC大阪戦と今日の試合でかなり疲労していると思うんですよね。その中で大分に戻って、トレーニングの中で良い状態の選手を選んで、リーグ戦も天皇杯も両方勝ち進めるように準備していきたいと思います」

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ