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【トピックス】オリジナル詩の朗読作品「TANABATA」公開、頼野亜唯子さんのもうひとつの世界

モンテディオ山形の元スタジアムDJでフリーアナウンサーの山内智香子さんが、このたび一編の詩を朗読し、その作品をYouTubeに公開しました。「TANABATA」と題された詩の作者は、Dio-magaにも執筆したライターの頼野亜唯子さん。作品が公開された本日、7月6日は、頼野さんの最初の命日にあたります。

「TANABATA」は、引かれ合う「彼女」と「彼」の遠くて近い距離が描かれた物語で、頼野さんが2014年に綴ったもの。頼野さんと親交の深い山内さんが作品の原稿を保管していましたが、日の目を見なかった詩を形にしようと、頼野さんの一周忌に合わせて作品化に取り組んできたそうです。

作品中に流れるピアノ曲「愛の軌跡」は、山内さんの友人でもある鬼武みゆきさんの書き下ろし。鬼武さんには朗読した音源のほか、頼野さんの人となりなども伝えられたとのことで、頼野さんが作品に込めた思いを読み取るような、深く静かな旋律が流れています。

Dio-magaで頼野さんの記事に慣れ親しんだファン、読者の方にとっても、この詩はまた違った世界観に感じられるのではないでしょうか。この作品の公開のため、YouTubeへの動画アップロードにも初めて挑戦したという山内さんは、「頼野さんの言葉、フレーズが届けばいいな、多くの方に触れてもらいたいなと思いながら朗読しました」と思い入れを語っていました。

(文=佐藤 円)

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