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【山形vs松本】名波浩監督(松本)記者会見コメント「鬼門の4セット目でやられてしまったので、ここをまず改善しなければいけない」

■明治安田生命J2リーグ 第22節
7月11日(日)山形 1-0 松本(18:03KICK OFF/NDスタ/5,383人)
得点者:50’山田康太(山形)
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〇名波浩監督
「立ち上がりからボールを握られている、クリアの質が悪かったり奪ったあとのファーストプレーの質が悪くて、相手がボールを握る時間帯がどうしても増えてしまう中で、最終ライン、良く高い位置を保っていたと思いますし、ボールサイドの縦ズレも、右も左も思ったよりできていましたし、相手が背後背後と意識している中では、昼間雨が降った影響も含めて、スリッピーなピッチで背後へのボールの質はなかなか難しいと、そういうシチュエーションを作れたんじゃないかなと。
前半の30分すぎ、いわゆる我々が今推し進めている15分×6セットで言うと、3セット目、あそこで決定的な危ない場面があったんですけど、なんとか凌いだことによって、選手もちょっと自信が湧いてきて、前半の終了間際から、ちょっと前にボールを運べるようになったのかなと。あのシーンをもう少し早く出したかったですし、相手をひっくり返すという意味ではある空いたスペースをもう少し有効に使えたら良かったと思います。
ハーフタイムに4セット目、ここさえ乗り切れば5,6セット目、山形のゲームを何試合も見て、だいぶ落ちてくるので。鬼門の4セット目でやられてしまったので、ここをまず改善しなければいけないのと、選手たちにも伝えたのは、あの1点目の失点が、自分たちに当たってゴールに向かって入ってしまうのが現状だと、この現状、実情を受け止めて、また来週からやっていこうと伝えました。
あと5セット目6セット目はメンバー交代、システム変更も含めて非常にみんな前向きにやってくれましたし、あの時間帯でもし0-0だったら、プラン通り、3を取りにいけるようなゲームになったんじゃないかなと。そこは選手たちも我々と共有してくれていましたし、ゴールに向かっていく形も何回かできたと。
ただ、単発感があったりクロスの精度が落ちたりしたので、その辺は少しあげなきゃいけないのと、連続性と連動性という意味では、まだまだ代わって入った選手の特徴を活かしたり、代わった選手と元々ピッチに立っていた選手のコンビネーションも少なかったりするので、その辺は選手を捕まえてコミュニケーションを取りたいと思います」
 

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