【トピックス】離れていてもつながれるモン! 学校訪問・天童市立寺津小学校
7月27日・28日の2日間、天童市の6つの小学校と3つの中学校へ、モンテディオ選手の一斉訪問が行われた。コロナ禍で直接ふれ合う機会が減少しているなか、制約があるなかでもプロサッカー選手を身近に感じてもらうことが狙い。モンテディオはリーグ中断期間に合わせて長いオフに入っていたが、チーム活動再開と学校の夏休み直前のギリギリの日程で今回の学校訪問が実現した。
27日、寺津小学校を訪れたのは瀧澤修平選手と林誠道選手。通常であればクラブのスタッフと1台の車に同乗して訪問するところだが、今回は個別の運転で現地集合。現地でもスタッフに引率されるこれまでと違い、自ら受付を行う場面もあるとのことだ。
今回の学校訪問ではやはり子どもたちと直接ふれあうことはできず、寺津小学校では校長室に設けられた特設ブースと各教室をつないでのオンライン形式で行われた。
校長室に足を運んだ瀧澤、林両選手は多田和幸校長、大沼由紀教頭とあいさつを終えると、早速、担当の大沼教頭と打ち合わせ。今回は給食の時間を借りて各教室とオンラインでつなぎ、メッセージを送ることになっている。つないでいるのは各学年1クラスと特別支援2クラスの計8クラス。計69名の全校児童。
打ち合わせも終わり、いよいよ本番。自身も熱烈なサポーターの大沼教頭は用意周到。選手の紹介用に林選手にはディーオ、瀧澤選手にはモンテスのパネルをそれぞれ用意し、選手を紹介する際にそれぞれのパネルを持たせた。
林選手の紹介では「先日のジュビロ磐田戦も、開始なんと30秒で得点を決めました。モンテのマスコット、ディーオのようにシュートを突き刺し、モンテの連勝街道を支えてくれるフォワードというポジションをしてます、頼もしい選手です!」。瀧澤選手の紹介では「この凛々しい顔、誰かに似てませんか? そうです、モンテディオ山形のもうひとつのマスコット、モンテス君にそっくり!」
そんな紹介を受けた二人が、いよいよ子どもたちに向けて語りかけた。
瀧澤選手「僕も毎日毎日、サッカー選手として、人として成長するために頑張っています。皆さんも明日から好きなことに没頭できる時間が増えると思います。そこで好きなことをいろいろやるなかで、少しでも自分が成長して楽しめるように、有意義な時間を過ごしてください」
林選手はおもに告知担当。8月9日のホーム千葉戦のイベント告知をしながら、「もちろん、僕たちのプレーも見てください。ぜひ夏休みの思い出に、みんな遊びに来てください。素晴らしい一日にしてみせます」と力強く宣言した。
短い時間だったが、しっかりと子どもたちにメッセージを送った選手たちは、満面の笑みで締めくくった。
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