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【円コラム】スタートダッシュ、ならず。

Jリーグチームを取材するライターは、スケジュール的には所詮、受け身でしかない。チームが公開すると言えば練習場に行くが、やらない、あるいは公開しないと言えば行くことはできない。チーム、クラブにはそれぞれ事情があり、方針がある。「これでは記事が書けないからもっと公開を増やせ」と言って始まる話ではない。それはキャンプ中も同じだ。

今年は御前崎(1月28日・藤枝MYFCとの練習試合のみ)、霧島、市原と3ヶ所のキャンプ地で取材したが、収穫量で言えば過去もっとも低い取材だった。これほど練習場に行けないことになるとは思わなかった。

要因のひとつは、調整サイクルの変化。

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