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【トピックス】コロナ禍で過去最高の営業収益〜株式会社モンテディオ山形2021年度決算報告会見

相田健太郎

決算報告を行う相田健太郎 代表取締役社長

4月26日、株式会社モンテディオ山形の2021年度 決算報告会見が行われ、21年度の営業収益が過去最高になったことが相田健太郎代表取締役社長から報告された。

決算報告によれば、営業収益は18億4700万円となり、19年の18億4500万円を上回り、過去最高を更新。そのうち、スポンサー収入(広告料・会費)が7億7800万円、グッズ収入が1億2700万円でいずれも2019年を上回り過去最高となった。また、入場料収入についても、入場制限が残るなかで1億8100万円に達し、18年の1億7800万円を上回った。

これらにより、税引前当期純利益が2800万円、当期純利益が1900万円といずれも黒字となり、コロナ禍の直撃を受け赤字となった2020年度からの回復も印象づける結果となった。

1試合平均の入場者数は5082人で、18年の6766人に届かなかったが、入場料収入増加の理由については、単価の向上に加え、「お客様が楽しめるスタジアム創り」や「デジタルマーケティング」に年間通して注力したこと、コロナ禍の状況が厳しいシーズン前半はコアファン層、感染者が減少傾向のシーズン後半にはライトファン層へのプロモーションを強化したことを挙げた。今季はコロナ禍直前の2019年に記録した8289人の入場者数をめざす考えも明かされた。

相田社長は、「本当に多くの皆さまのおかげで、いまお話させていただいた決算を行うことができました」と謝意を表していた。

報告に関連して質疑応答が行われた。そのなかからテーマを絞り、実際の回答を記載する。

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