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【山形vs琉球】レポート:「吉」と出た配置転換、重要な分岐点の試合で会心の4得点!

■明治安田生命J2リーグ 第20節
6月5日(日)山形 4-0 琉球(14:03KICK OFF/NDスタ/5,849人)
得点者:12’加藤大樹(山形)70’チアゴアウベス(山形)79’野田裕喜(山形)83’鈴木国友(山形)
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本当の意味で「いい試合」とは、「どこを切り取ってもいい試合」のこと。あらゆることが好転し、それらがいい影響を与えながら連動している。この場面がいいのは、あの場面がよかったから。今節はまさにそんな試合だった。

離脱者が多いモンテディオは、前節・新潟戦から途中で退いた藤田息吹、U-21日本代表に招集中の半田陸が外れていた。新潟戦のほとんどのメンバーは1週間の間隔でこの試合に準備してきたが、注目されたボランチには河合秀人が入り、1.5列目は國分伸太郎が務めることになった。

リーグ戦の前節、敗れたモンテディオと、ラストワンプレーで追いつかれ勝利を逃した琉球。ともに敗退した天皇杯2回戦を経て垂れ込める重い空気を払拭したい状況で、立ち上がりから前向きのベクトルがぶつかり合った。

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