山梨フットボール

【J1第5節 甲府対札幌 プレビュー】選手のタイプや戦術の違いを楽しめる5-3-2対決。吉田達磨監督の決断はどうなるのか

【J1第5節甲府対札幌 甲府予想布陣】

【J1第5節 甲府対札幌 プレビュー】

代表ブレイクの2週間がものすごく短く感じた。目の前の未来に対する不安がないわけではないが、希望の方がどうも出しゃばってくる。勝った後を想像して「勝点7、ぷぷぷっ」とニヤけたくなるが、気持ちを引き締めて準備、準備。寒い中での試合だと札幌は違和感なくというか、ちょっと温かいくらいの気持ちで戦えるかもしれないし、寒いとケガ人が出るリスクが高まるので常にアラートに挑まないといけない。今節ホーム山梨中銀スタジアムに迎える札幌とリーグ戦(J2)で対戦するのは2010年以来でJ1の舞台では初めて。13年の天皇杯4回戦(1-0◯)をJ1vsJ2で熊本(うまスタ)で戦ったことの方が「甲府と札幌がなんで熊本で…」という不思議さと甲府の海野一幸会長と札幌の野々村芳和社長が中継の解説を務めたことで印象的。観客数が500人程度でパトリックのゴールで勝った様な気がするが、試合内容よりも勝って機嫌よく熊本市内に戻ると――ナイトゲームの上に延長戦だったので――食事ができる店が閉まっていてコンビニ弁当を食べ、翌日の早朝の飛行機で帰って熊本を全くエンジョイできなかった記憶が鮮明…。

5年ぶりにJ1を戦う札幌と5年連続でJ1を戦っている甲府はシーズン前の順位予想では降格候補のツートップ。甲府はここ4シーズンJ1で降格候補のレギュラーの座を占めながらも4シーズン連続の残留を果たしており、そろそろ降格候補のレギュラーからサブに回るためにもここで勝って早めに中位に進出したい。降格候補といわれることには慣れたというか、(今年は違うよ)心の中で思いながらも、もう少し勝点が積み重なるまではヘラヘラして世間様の言葉を受け流しておく。

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