山梨フットボール

【YBCルヴァンカップ第2節 甲府対C大阪 レビュー】勝ちきれなかった試合でもあったルヴァンカップ第2節C大阪戦。しかし、自信を一歩深める内容であったことは明らか

【YBCルヴァンカップ第2節 甲府対C大阪 レビュー】

◇2017年YBCルヴァンカップ第2節

4月12日(水曜日) 甲府 0‐0 C大阪(19:04KICK OFF/山梨中銀スタジアム/5257人)

この試合に賭けていた森晃太、熊谷駿が30分、45分に相次いで負傷退場する悔しい試合となってしまった。立ち上がりはDFラインが下げられたこともあったので守備の意識が強くなって右サイドで守備に専念していたが、17分にドリブルでC大阪のペナルティエリアまで攻め込んだ。「やるなぁ」と気分よく森のドリブルを見ていた。DFに囲まれてシュートには至らずC大阪にボールが渡り、甲府の選手は自陣に下がっていくが森はペナルティエリアで右ひざを抱え込んだまま倒れていた。再びマイボールになってからも動けなかった。まだ19歳、記者席から双眼鏡で見た痛みに耐える表情に、中堅・ベテラン選手に対しては思わない”かわいそう”という感情が湧いてきてしまった。気持ちが入っていることもあって森は再び戦いに戻ったが、右足をかばう動きがだんだんと目立つようになって、ファールを貰ってマイボールにしようとする倒れ方で再び苦悶。そのまま道渕諒平と交代(30分)となった。試合後、ミックスゾーンで甲府の選手がロッカーから出てくるのを待っているとき、最初に出てきたのが森。そのまま用意された車椅子に座ってトレーナーに押されてバスの方へ。声を掛けづらくて様子を見ていると、「お疲れさまでした」と挨拶をしてくれた。髪のセットが完璧だったので少しは切り替えて出てきているはずなので、明るく復帰を待とうと思う。

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