山梨フットボール

【2017明治安田生命J1第8節 甲府対C大阪 レビュー】どんより感を払拭して、いろいろな要素をリフレッシュして戦えたC大阪戦。現実を受け止め、得たものを自信に変えたい価値ある勝点1

【2017明治安田生命J1第8節 甲府対C大阪 レビュー】
◇2017年4月22日(土曜日) 甲府1-1C大阪(14:03KICK OFF/山梨中銀スタジアム/11038人/晴れ/気温23.0゜C)
得点者:48′杉本健勇(C大阪)、62′畑尾大翔(甲府)

新潟戦(0-2●)のどんより感を払拭した立ち上がりはイーブンで、「どうなるかね」と期待を膨らませる準備をしながら見ていたが、11分ごろに新井涼平が右サイドの松橋優に出したパスが明らかなキックミスでオーバー。直後に新井が痛みなのか違和感なのかぴょんと跳ねたのが気になっていた。その直後のプレーで無理だと感じたようで、担架が入って負傷交代。試合後の話では右の内転筋を痛めたようだという話だが、股関節に近いところを押さえていたので付け根付近。診断を待つしかないが、これで次の週末アウエー神戸戦(J1第9節)から始まる中2~3日の公式戦5連戦を前に、山本英臣、新井とCB要の2枚を当面は失うことになった。

吉田達磨監督は新井に代えて畑尾大翔を投入。90年生まれ組の親友のケガを親友がカバーする交代。スペースをスピードで取りに来るのではなく、巧さとタイミングで仕掛けてくるC大阪なので畑尾のストロングポイントは活きると思っていたが、16分にドゥドゥが足に違和感があるようなそぶりを見せたのでこっちの方が心配だったが、段々とC大阪に主導権が移っていく中で気にするのを忘れた。前半の中盤までは甲府の攻撃は決定機の2~3歩手前まで、C大阪の攻撃は決定機はあったが、ほぼ1~2歩手前までという感じ。

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