山梨フットボール

【無料記事 4月28日の練習場から】薄まりを塗りなおしたマイナーチェンジを発揮したい神戸戦

【無料記事 4月28日の練習場から】

監督同士が直接戦うわけではないが、2011年から14年まで柏で、現・神戸のネルシーニョ監督をフロントの強化担当として支えてきた吉田達磨監督はネルシーニョ監督を最もよく知る日本人。囲み取材では変幻自在なネルシーニョ監督への具体的な対策は話さないが、雰囲気から感じるのは”やってやろうじゃないか”という意欲や自信の入り混じったもの。もちろん現実的な危機感もしっかり持っている。達磨ヴァンフォーレの相手にとって厄介な面を発揮するためには、選手もアグレッシブかつ注意深く集中して戦う必要がある。十分な時間はなかったものの、今週は「キャンプでやってきたことが薄まっているから、その塗り直しをした(吉田監督)」チームがマイナーチェンジをどれくらい見せられるかの勝負でもある。

4月28日の全体練習の仕上げはシュート練習。リラックスしているが集中力は高い雰囲気。開幕から数試合にあった、組織として前に向かって挑む戦いができれば最後まで勝点を狙う戦いはできるはず。

 

4月28日の練習後の円陣。神戸戦に向けてピリッとした雰囲気ができあがった。「勝てそう」なんて安易に言える相手ではないが、いい戦ができる雰囲気は十分。ヴァンフォーレ、グッドラック!

 

全体練習後、谷真一郎フィジカルコーチとタニラダー・ハーフ(4マスでなく、2マスの非売品)を使ってアジリティのトレーニングをする曽根田穣。リーグ戦、ルヴァンカップが続くこれからの連戦を見据えてチャンスを掴む意欲の高さを感じる。

 

選手の練習着は個人所有ではなく、シャツ、パンツ、スパッツなどを同じサイズごとにバッグに入れてあるので、そこから個々に自分のサイズを選ぶシステム。もちろん毎回洗濯するが共有している。ソックスだけは5本指とか個人の好みがあるので、自分用に準備をしている選手もいる。阿部翔平に聞くと、千葉も同じシステムらしいが、名古屋は練習着も個人所有で、背番号が書いてある。そして、練習前にロッカーに用意してあるらしい。現場スタッフが多いクラブならではなのかもしれない…。

 

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