山梨フットボール

【無料記事 2017明治安田生命J1第9節 神戸対甲府 吉田達磨監督 記者会見】一喜一憂しないで反省は忘れず、負けても自信は失わずに、地に足をつけてヴァンフォーレ甲府らしく勝点を積み重ねていけるようにして行きたい。

2017明治安田生命J19節 神戸対甲府 吉田達磨監督 記者会見】

勝つって大変だなぁと改めて思っています。甲府から、山梨から選手はバス2台で来て、ファン・サポーターの皆さんも遠くから大移動してきてもらっているので何とか勝点を持って帰ってもらおうと選手と誓っていた。帰りは67時間かかる道中に勝点を持ち帰ってもらおうということを求めました。試合内容は僕たちがやりたい、やろうとしていたことはその通りになりはしたが、前半の30分まではパスが3本と繋がらず相手の攻撃を食らい続けた。決定機は作られていないとはいえない。兵働(昭弘)の後ろにポジションを取った大森(晃太郎)君のボランチの前に出ていく動きにウチの中央が翻弄されて中を突破される本数、時間があって、でも選手は徐々に慣れていった。30分過ぎからは決定機はときどきあるが蹂躙はされていない形でハーフタイムに戻ってきた。(堀米勇輝の)ゴールは自分たちが求めていたというか、作ったスペースに入って行くというのは、いつもやっていることなので、マークをズラすことがあれば堀米は小さい選手だが、スペースを見つけて入って行けば点は取れる。いい感触をつかんで次に行かないといけない。ヴァンフォーレにとってファン・サポーターにとっていいGWのスタートになったのは間違いないが、僕たちは前半の30分間のいくつかのプレーは反省しないといけない。これからルヴァン、リーグ戦、ルヴァン、リーグ戦と続いて行くので勝った、負けた、引き分けたに関わらず、勝てばいい気持ちになるが、負ければ悔しい気持ちになるが 、一喜一憂しないで反省は忘れず、負けても自信は失わずに、地に足をつけてヴァンフォーレ甲府らしく勝点を積み重ねていけるようにして行きたい。

Q

前節のゲームあと堀米選手について話していたが、それを受けて今日の堀米選手のプレーはどう捉えていますか?

A

彼なりに反省もしたと思うし、かなりズタズタに崩されれた今週のスタートでしたが、今日のプレーに関して言えば劣勢の中でもボール受けることを怖がらずプレーしていたし、対峙したDFに対してボールを守るよりも崩しに行くプレーを見ることができた。ゴールに向かっていく姿勢を見せた。合格点かどうかといえば合格はしていないけど、ドゥドゥもいるし、ウイルソンも帰ってくる中で自分のプレーを思い返すいいきっかけになったと思います。

Q

キャンプからやってきたことが緩んできたという話があったが、守備のところはどう見ていますか?

A

今週のトレーニングでは中盤の守備の所、相手が上回った所があると思います。真ん中をきっちりと突いてきたし、両ワイドも高橋峻希君、橋本(和)君もどこを押さえればいいのかという中で、真ん中を大森君によって振り回された所があるが、真ん中の守備はもう一度見直す、DFラインのカバーやカウンターをどう捌くか。C大阪戦よりは成長は見えたし、このままイメージを持って続けてほしい。

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