山梨フットボール

【2017明治安田生命J1第9節 神戸対甲府 レビュー】堀米勇輝のゴールで勝ったことが何よりうれしい今季3勝目。堀米のJ1初ゴールは本人も予想外のヘディングシュート。

2017明治安田生命J1第9節 神戸対甲府 レビュー

◇2017年4月30日(日曜日) 神戸0-1甲府(16:03KICK OFF/ノエビアスタジアム神戸/14,662人/晴れ/気温21.7゜C)

得点者:38′堀米勇輝(甲府)

宮勝ったんでしょ?。今年のJリーグ、まだまだ分からないね。あっ、俺はここ通らなくていいだよね」。監督会見後、ミックスゾーンで選手を待っているとドアを間違えてミックスゾーンに入り込んだ吉田達磨監督。負けた神戸の選手が遠縁の葬式に参列したような顔してどんどん出てきているのに甲府の選手がなかなか出てこなかったので、試合の話を少し聞くと、「(前半の途中で中盤を3枚から4枚にしたのは)3ボランチのときに(田中)佑昌とオグ(小椋祥平)がアグレッシブにボールを取りに行って兵働(昭弘)がひとりになるケースがあったからワントップにして前線から追って行った」と説明。ノートを見返すと前半の7分の段階で(堀米が右のSHに入って5-4-1ぽい)とメモをしていた。意図してそうしたのがいつのことかはっきり分からないが、この変化は流れを引き戻すことに成功した。

戸も後半は3トップみたいになっていて、スタートポジションを流れの中や選手交代のタイミングで変えてきていたが、立ち上がりは4-2-3-1か2トップが縦関係の4-4-2。甲府が苦労したのは大森晃太郎。田中順也が前で張って、大森はその下のトップ下というポジションで「3」の真ん中か「2」の下。比較的マークされにくく自由に動けるポジションにいた大森。選手もコメントしているが、ここにボールを入れられてマークができないまま崩されかけた場面は多かった。前半から畑尾大翔と新里亮が話す場面が多かったが2人はこの大森に手を焼いていた。リマも手を焼いていたはずだけどお互いに相談できるほどのポルトガル語も日本語も達者でないのでリマはリマらしくやるだけ…。

(残り 2332文字/全文: 3130文字)

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