【無料記事 2017JリーグYBCルヴァンカップ/Bグループ 第4節 甲府対横浜FM 吉田監督 記者会見】
姿勢としてはあったと思うが、シュートを打つ場面で躊躇がいくつか見られたし、失点シーンもセカンドボールに対して躊躇したところからボックスの中に入り込まれて生まれたもので、あっけなく入っちゃったというか、盛り上がらず相手もポコッと入っちゃったというシュートから後半を迎えた。後半のカウンターもそうだし、ボールを持って前進すること、選手としてトライしてくれた。失点シーンもそう、後半途中のシーンもそう、自分たちが攻撃できる瞬間に、相手が一瞬休んだ瞬間に、ゴールキックでパスをつないでいくとか、試合を読む力、試合勘は少し足りなかったかなぁと、行けなかったかなぁと思います。
今日の試合は2種登録で入間川(景太)選手が出場しましたが、彼が持っているもの、もっとたくさんのものを持っていますが、一生懸命走って、相当にプレッシャーがあったと思います。アウェーでデビューするより、小瀬でプレーすることに強い希望や憧れを持っている選手で、緊張とプレッシャーがあったと思いますが、まだ高校生でこういうプレッシャーの中で親と年が近い土屋(征夫)選手や津田(琢磨)選手とプレーする機会を大事にしてくれたと思う。この悔しさが成長するきっかけになればいいと思います。
我々に残されたルヴァンカップは3試合で、現在は勝点2ポイント。残り3試合で目標の10ポイントを取るには3連勝するしかない状況になっている。今考えられることは次の神戸とのルヴァンカップ(第5節)で3ポイント取って、グループステージ突破の可能性を残していくことだと思っています。その前にはここでジュビロとのリーグ戦があるので、コンディションを整えていいゲーム、ファイトして、勝点3を持って帰っていただくことを誓って明日からリスタートしたいです。
ボザニッチを代えた理由は?
A
勝ちたかったですし、彼は特別悪いプレーをしていたわけではないが、あのポジションでフリーになれるし、ボールを正確につないでいくことを後半に求めたかったので堀米に代えました。
ドゥドゥを90分使いましたがコンディションが上がってこない中でプレーしたことが、チームが苦しんだ要因だったのか?
A
今日は良かったし、この間の試合も良かったと思う。ただ、カウンターで抜け出すシーンでボールが渡らないシーンもあって、空走りのシーンがいくつもあった。立ち上がりに1本、保坂(一成)からのパスで裏に抜け出してからのシュートがあったが、ドゥドゥがもう1点取っている状況なら、落ち着いた状況でゴール前に入れるような2か月間を過ごしていたなら、おそらくもう一つ運んで簡単に決めたと思うが、立ち上がりということもあって、気持ちと一緒にシュートを打ったところもあった。ドゥドゥはプレシーズンをやってない空白というか、穴を埋めてきている。この前の試合はサブで、今日はスタートで行ったけど、もう少し早くドゥドゥじゃなくてもという選択肢もあったけど、カウンターの目もそうだし、何回かゴール前に入るところがあったんでゴール前の落ち着きが欲しくてちょっと予定外だったけど最後までやってもらった。
今日の試合の攻撃面で足りないところは?
A
技術的なことでいうと、タラレバはいっぱいあって、すごく上手いプレーやなめらかなタッチを求めたらキリがない。ゴール前でのいい意味でのアグレッシブさ、相手がスライディングで飛び込んでくるならかわしてみるとか、ちょっと運んでパスに切り替えてみるとか、センスのような遊び心のような、相手のゴール前で怖いのが相手だということは、ちょっと最後の部分では思えなかった質だろうと思います。