山梨フットボール

【2017JリーグYBCルヴァンカップ/Bグループ 第4節 甲府対横浜FM レビュー】吉田達磨監督「上手いか下手かといえば、下手だし、テクニックのミスは仕方がない。(ミスをした後)やらなくなって、『俺が』じゃなく『あたなが(やってください)』になった」

【2017JリーグYBCルヴァンカップ/Bグループ 第4節 甲府対横浜FM レビュー】

◇2017年5月3日(水曜日・祝) 甲府0‐1横浜FM(14:04 KICK OFF/山梨中銀スタジアム/8,876人/曇/気温23.4℃)

得点者:31′オウンゴール(横浜FM)

待外れでしたかね?

かに、もっと戦えると思っていただけに、「あらっ」という感じになった立ち上がり。甲府のカップ戦ぽいバタつく立ち上がり。ケガ人などのチーム事情でトレーニングマッチの数が少なくてルヴァンカップのメンバーに試合勘が足りないことは事実だが、内容に不満を感じたファン・サポーターが少なくないのも現実。ゴール裏をほぼ満員に見せる推定2200~2300人(ゴール裏の収容人員は最大2500人)の横浜FMサポーターと彼らが振るトリコロールのフラッグの迫力に、甲府はピッチの中も外もまだまだ成長の余地があることを感じた試合前…後。J1リーグ第9節で神戸(1-0◯)に勝ってかなりいい気分になっていたけれど、ピッチの中も外もそう簡単なものではないことを改めて思い、反省の横浜FM戦。

2分に裏に出されたボールの処理でGK岡西宏祐と畑尾大翔がぶつかって畑尾が痛んだときは「いきなりケガか…」と、心配からスタート。もし畑尾がケガでもしたらCBが山本英臣、新井涼平に続いて3人目の離脱となる恐ろしい事態だっただけに畑尾がプレーを再開できて一安心…していたら、保坂一成からドゥドゥに素晴らしいボールが通ってGK杉本大地と1対1。「さぁどうするかね」と思って見ているとドゥドゥはあさっさりとミドルシュート。もう少しドリブルで寄せれば選択肢が増えたのに、ストライカーとしての余裕がなかったのか、シュートにパンチ力はあったがGK杉本に触られてCKに逃げられてしまった。

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