【練習場から　ルヴァンカップ第5節神戸戦に向けた選手コメント】

前日練習は神戸への移動があるために時間は短かったが、ルヴァンカップ第5節に賭ける思いが詰まった熱量があった。

MF24曽根田穣

「自分は失うものはないから（チャンスがあれば）思い切ってやろうと思っています。勝負したい。システムやポジションに対するこだわりや好き嫌いはないので、どこでチャンスが来ても大丈夫。今まで相手が（有名な）誰だとかを気にしてプレーしたことがないので恐れずにプレーする。『チームに迷惑をかける』ということは気にしてしまうので、そこは無しにしてルヴァンカップ第1節の広島戦のように積極的にやれればいいと思う」

MF18道渕諒平

「自分が持っているシュート力をどう試合で出せるかが課題だと思っています。その方法や手段ではJ1のレベルにない。大学時代なら普通にやっていれば出せたのが、プロを相手にすると工夫が足りないと自覚しています。経験を積めば出せるようになると思うが、経験だけではない工夫をトレーニングの中で積み重ねて自分のモノにしないといけない。いい状態でボールを貰うための判断を磨かないと自分の良さは生かせない。そのための引き出しが少ないと思うし、プロの舞台で考えなくてもそう身体が動くような積み重ねが必要。この前（ルヴァンカップ第4節横浜FM戦）のような出来なら外されても仕方がないと思っていますし、また使ってもらえるようにトレーニングをしてきたつもりです」

DF5新里亮

「どの試合も勝たないといけないけど、リーグ戦はここ3戦（1勝2分）負け無しなんで、この雰囲気を大事にしてルヴァンカップに繋げたい。神戸戦は勝たないと次はないと思っているし、リーグ戦で負けていない空気を”勝つ空気”に変えないとダメ。個人的にも失点しないイメージや空気はあるのでそれをもっと強くしたい。リーグ戦もルヴァンも次に繋げる試合をすることが大事。吉田監督からは『もっと自分発信、決断してビルドアップをやってほしい』と言われたのでそこに挑戦したい」

FW11堀米勇輝

「ルヴァンカップはあと2勝すれば可能性が広がると思うから、まずは1勝目を神戸から挙げたい。（リーグ）磐田戦は、ゴール前での余裕や落ち着きがもう少し足りなかった。神戸戦は誰と組むのか分からないけど、自分たちができることをはっきりと出して、個人としては機動力も出したい。自分はそこを出さないといけないと思っている。ポジションはどこになっても与えられたところでベストを尽くそうとするだけ。（ウイルソンの復帰、ドゥドゥの復調でライバルが増えることについては）自分がいいプレーをしていれば使ってもらえるし、できてなければ使ってもらえないだけなので、気にしないで自分のプレーに集中したい」

DF32入間川景太

「自分の欲を出してプレーしたい。走ることやボールを受けることはまだまだなんで、もっとやりたい。神戸（ノエスタ）は初めてなんで緊張すると思いますが、前の試合（横浜FM戦）よりは少しリラックスできるかなぁと思っています。とにかく攻守で走ることをやり切りたい」

ルヴァン第5節神戸戦の遠征メンバーに入っているU-18の入間川景太（右奥）と山内康太（左手前）。高校生らしく練習後は用具の片付けを手伝ってから遠征バスに乗り込んだ。