山梨フットボール

「最後までテンション、エネルギーが続く2018シーズンにしていきたい」吉田達磨監督【無料記事 2018 ヴァンフォーレ甲府新体制発表会見】

【無料記事 2018 ヴァンフォーレ甲府新体制発表会見】

「1年でJ1復帰」という決意と新チームに対する自信や期待を感じることができた吉田達磨監督の会見。

「最後までテンション、エネルギーが続く2018シーズンにしていきたい」吉田達磨監督

J2に降格して今日が初めてのオフィシャルの場になります。たくさんの皆様にお集まり頂いてありがとうございます。このクラブに来て指揮を取って2年目、降格させてしまった監督となったわけですけれど、たくさんお集まりいただいた皆様の背中には市民の皆様、県民の皆様、全国のヴァンフォーレのファン・サポーターの皆様がいると思っています。その思いを形にできるように2018年こそは、先ほど社長の輿水からスローガンの発表がありましたが「完遂」、とにかく成し遂げる。僕らに与えられたJ1昇格というたった一つの目標を成し遂げようと思っています。

今、佐久間から昨年の振り返りがありましたが、昨年結果として勝ち点1差によって降格となりました。ただ、チーム、選手の戦いぶり、成長に関しては監督としてはもちろん、指導者として彼らの頑張り、成長、努力には誇りを持っています。そこの成長、努力は今シーズンも選手には何がなんでも継続してもらって、ヴァンフォーレ甲府として本当に久々のJ2リーグの戦いになりますが――その間にJ2クラブ、日本サッカーの発展があり――厳しいというよりも険しいという言葉になるかもしれませんがその戦いを何がなんでも制して、昨年12月2日まで戦っていたあの舞台に帰る。最終戦を山梨中銀スタジアムで戦い、リンスのゴールで勝ったわけですが、あの時のスタジアムの雰囲気、歓喜と静けさ、両方が混在する雰囲気と空気…。試合後の声援と厳しい言葉、その全てを私自身が忘れずに今シーズンをスタートし、トレーニングは1月11日から3日間行っていますが、1月11日のスタート、今日ここで話しているスタート、それを今シーズンの最終戦を迎えるまで忘れずに、その想い、気持ち、モチベーションを同じにして2018シーズンを終えられるように精進していきたいと思います。

後列左から#3 DF ビョン・ジュンボン(26)、#5 MF 窪田良(26)、#17 FW 金園英学(29)、#19 MF 小塚和季(23)、#32 DF 入間川景太(18)、#33 DF 秋山拓也(23)。前列左から#2 DF 湯澤聖人(24)、#13 FW 太田修介(21)、吉田達磨監督、伊藤彰ヘッドコーチ、#21 MF 荒木翔(22)、#26 MF 佐藤和弘(27)

私の隣にいる伊藤彰ヘッドコーチ、ここに来てくれた彼と共に強いヴァンフォーレ甲府、魅力的なヴァンフォーレ甲府を創っていきたいと思います。後ろに並んでいる、加わってくれた選手たち、先ほど佐久間からありましたけど、僕たちに足りないものを、もしくは僕たちに合っているもの、そういったタレント。あとは山梨県に所縁がある選手たち。ただ所縁があるから来たわけではなく、彼らには十分な実力と実績があるからここに来ている訳で、新しく加わった選手たちと、あとはこういった契約社会の中で、しかもJ2降格という中でたくさんの選手の流出が危ぶまれる中で残ってくれた選手と共に…選手が残るために努力をしてくれたクラブのためにも勝ちぬいていく。そして、このチームを早くファン・サポーターの皆様に見て頂きたいと思うような3日間のトレーニングでした。最後の最後までテンション、エネルギーが続いて行くような、そんな2018シーズンにしていきたいなぁと思っています。皆様におかれましては、今シーズンも変わらぬ、むしろ熱くというサポートをよろしくお願いします。

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