山梨フットボール

吉田達磨監督「イージーで軽率なファールから失点を繰り返したことは確実に修正し、イメージも払拭したい」【無料記事 J2第6節 岡山1-0甲府 コメント】

【2018明治安田生命J2リーグ 第6節 岡山1-0甲府 コメント】

吉田達磨監督「イージーで軽率なファールから失点を繰り返したことは確実に修正し、イメージも払拭したい」

とても…連敗という事はとても厳しいですし、いい結果を残せずに本当にきついこのアウエーの岡山での戦いになりました。前節、いいところがなくて敗れ、今日ここに乗り込んできたけれど、選手たちは立ち上がりここ5試合と違ってフレッシュな戦いというか、点を取りに行ったり、ボールを取ったりの姿を見せてくれたと思います。首位・岡山相手ですから、自分たちは(勝ち点差で)幾つも離されるわけにはいかないと。チャレンジャーとして立場をリセットして首位に向かって行こうとした。とにかく、チャレンジする一心でプレーをしました。選手はそういう姿を見せてくれました。

裏に抜け出すイ・ヨンジェ、斎藤和樹がCBの裏をひっくり返して起点を作る岡山の得意なプレーに対して対応が最初は上手くいっていたが、いき過ぎというか軽率なファールとセットプレーでゾーンの間を突かれての失点と…。いいものが一瞬でグラつくファールをしてはいけない。岡山がセットプレーから何点取っているかを考えると、無駄なファール、疑わしいファールは避けないといけなかった。そこでファールが起きて、そのまま点を取られた。

ここに関しては「前節と同じだ」といわれればその通りですし、「何の修正もない」といわれれば全くその通りですし、イージーな、軽率なファールから失点を繰り返したという事。そこは確実に修正して、イメージも払拭したいと思います。

前節・徳島戦でブーイングを頂いて、それでも応援していただいて、そういうことに応えるべく選手はプレーをしたと思います。ただ、1点は遠く、取られた1点は重く、(第5節までで)1失点しかしていない岡山ですから、前半に失点すると大変な思いをするという事が一瞬で崩れたゲームになったと思います。

ポジティブな面も多々ありますから…選手が今までのリーグ戦でなかったようなアグレッシブなところ、躍動感を見せてくれたとことを前向き捉えて更に力が上がるように次の岐阜戦に向けてチームを一つにしてトレーニングをしていきたい。

――リンス不在の影響とゴールために何が足りなかったのか?

ゴール前でのタッチとか、1つかわすとか、今日は太田修介が一人かわしてシュートというシーンがありましたけれど、そういうところ最後の一振りの落ち着きはリンス不在の影響かもしれないです。代わりというか、太田修介がリーグ戦に初めて出場しましたけれど、リンス不在を感じるのはゴール前のところであって、他のところでは高野(遼)とコンビネーションを作ってみたり、ボールを引き出して運んで、確実に繋ぐとか、そこから更に飛び出していくとか、彼の良さを違った面で今日は見せてくれたんじゃないかと思います。

――岡山相手に、守りを固められると崩すことが難しくなると思うが、選手に求めたことは?

もしそういう展開になれば、人が(相手ゴール前に)入って行くことが大事になると思っていました。ボールだけ空中に入って来ても(岡山の守備は)堅い。人がランニングをして行く、鋭く入って行くという事はトレーニングで選手に求めていきたい。

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