山梨フットボール

「高校3年・中山陸選手(東海大相模高)の獲得発表が5月になった理由」【コラム&インタビュー】

清水の1次キャンプでは背番号30が中山陸選手の番号だった。1次キャンプには中山選手のお父さんが神奈川県から頻繁に駆けつけて見守る姿を何度も見かけた。

「高校3年・中山陸選手(東海大相模高)の獲得発表が5月になった理由」

10日に高校3年生の中山陸選手(東海大相模高)の来季からの加入が発表された。1月の清水キャンプに参加して吉田達磨前監督が実力を認めていたことは明らかで、TMや紅白戦ではプロ選手とほぼ同じ時間起用していた。身体の線はプロに比べると細いけれど、プレーをすればそれが大きな問題にならない身のこなしで、簡単には寄せさせないテクニックがあった。キャンプ中でもあったので甲府の選手も公式戦みたいにハードなチャージはしなかったけれど、ボールの置き方や動かし方でサッとかわす様は「お~ッ」と声が出てしまう上手さ。タメて出すパスの感覚もいいので、FC東京の久保建英と勝手に重ねて見ていた。

1次キャンプで共にプレーした甲府の選手も「上手いね」と一目置いた中山陸選手(手前の赤ビブ)

(残り 1135文字/全文: 1707文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ