山梨フットボール

上野展裕監督「チャンスに前に出て行かない…やるべきことをやり切れなかった」【無料記事 J2第18節 甲府1-3金沢 コメント】

「チャンスに前に出て行かない…やるべきことをやり切れなかった」上野展裕監督

ミッドウィークの中、雨の中、3782人のファン・サポーターの皆さんに来ていただき、ありがとうございました。後押しをしていただいたのに応えることができずに申し訳ありません。また、課題を洗い出して一つひとつ修正をして次に臨んでいきたいです。

試合はコンパクトになれずに最初はセカンドボールが取れたと思いますが、その後は間延びをしてしまって自分たちの戦いができなかったと思います。失点の場面はアンラッキーなFKというところもありましたが、それに至るまでの準備や集中…簡単にフリーさせないようにしたい。

後半は曽根田(穣)が1点取ってくれましたが、2点目、3点目、同点に追いついて、最後までいいものを出したかったです。負けてしまいましたが、次に向けて準備をしていきたいです。

――前節集中して試合に入ることができなかったですが、今節は前から行けない重さがあったと思いますが上野監督はどう感じましたか?

疲労はそんなに感じなかったです…相手も条件は同じだし、メンバーも多く替えてきました。我々もフレッシュなメンバーに替えてやったので重さは感じなかった。それよりもやるべきことをやり切れなかったという思いの方が強いです。チャンスに前に出て行かないとか、追い越していかないとか…そういう動きが少なかったと思います。

――後半頭から2人の選手を替えましたが、その狙いと評価は?

秋山(拓也)は大きいのでヘディングが強く…阿部翔平のところは田中佑昌を入れて飛び出せるように前に入れて、森晃太を一つ下げました。そこから前線に絡んでいくことが狙いでした。

――前半は受け手がボールを貰う時の身体の向きが悪くなるパスが多くて狙われていましたが、ここは修正が難しいところですか?

それはあるかもしれませんが、金沢がブロックを作ってそこからプレッシャーに来る。それに対してどのように攻撃していくのか練習してきましたが、前半の終わり間際にできるようになったことが残念です。

――金沢戦で前半の21試合が終わりましたが昇格に向けて現時点の立ち位置での受け止めは?

まだ半分ありますが、もう半分しかないので課題を洗い出していいところを伸ばしていきたい。必死になって後半戦、次の大分戦に向けて準備をして臨みたいです。

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