山梨フットボール

「CF(センターフォワード)不在を忘れさせる予想外の3トップで首位・大分を4発撃破。逆襲の足が掛りを再発見した上野ヴァンフォーレ」【2018明治安田生命J2リーグ第22節 大分2-4甲府 レビュー】

2018年7月7日大分2-4甲府(19:03K.O/大分銀行ドーム/入場者数7,152人/天候 屋内 無風/気温 22.9℃/湿度 90%)

得点者 20’堀米勇輝(甲府) 24’曽根田穣(甲府) 59’佐藤和弘(甲府) 75’藤本憲明(大分) 84’佐藤和弘(甲府) 90’+4藤本憲明(大分)
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CF(センターフォワード)不在を忘れさせる予想外の3トップで首位・大分を4発撃破。逆襲の足が掛りを再発見した上野ヴァンフォーレ

4分のCKは甲府必殺のニア勝負。島川俊郎がニアで競った場面は第15節の讃岐戦(3-0○)の1点目、2点目と似たよう場面。これが直接でもこぼれ球でも決まらなかった時はここ最近の弱気の虫が(運がない…)と思わせてしまったけれど、入るときは入るもので試合が終わると、もうこのことは忘れていた…。冷静になれば、大分が前半戦の対戦(6-2○)同様にボールを繋ぐサッカーにプライドを持ってプレーしているからこそ甲府の良さが出た試合でもある。しかし、試合2日前の練習ではワントップ・田中佑昌、シャドー・堀米勇輝、森晃太だったのを上野展裕監督は前日に良く替えたと思う勝利。

日練習は、早朝に山梨を出発して大分市内の競技場で行った甲府。雨で屋内調整をしようとしていたら止んで、外に出てやろうとするとまた雨。また屋内に戻ると、また止んで最後は外で調整をするというドタバタがあった。その調整前のミーティングで堀米・ワントップ、佐藤和弘、曽根田穣のシャドーが発表された。曽根田は「来たな」、佐藤は「ボランチに慣れていたからキツクなるのは分かっていたけど対応するしかない」、堀米は「面白い」と思ったそうで、それぞれがポジティブに覚悟を決めて挑んだ。

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