山梨フットボール

「逆襲の7月、始めます」【2018明治安田生命J2リーグ 第23節 甲府対岐阜 プレビュー】

今節は今津佑太の1対1の対応が重要になる。岐阜の左ウィングには10ゴール、5アシストの古橋亨梧がおり、彼との1対1が今津の見せ所のひとつになりそう。道渕諒平とともに甲府の守備の粘りと強さを発揮したい。

 

2018明治安田生命J2リーグ第23節 甲府対岐阜 甲府先発予想布陣

2018年7月15日(日曜日)甲府対岐阜(18:00 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)

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「逆襲の7月、始めます」

分(4-2○)と――勝ち点はないけど――天皇杯3回戦で清水(1-0○)に連勝して、(なんかこのままでいけるんじゃない?)という雰囲気。で、この雰囲気の最大の敵は慢心。5月のリーグ戦4勝1分が6月になると1勝1分2敗になったことはチームにとって痛い教訓になっていて、同じことは繰り返さない今節。過密スケジュールによる疲労の蓄積やジュニオール・バホス、金園英学の離脱なども理由にすることはできるし、そうしてきたけれど、もう一つあった。

分戦の負傷で――少なくとも――今節はスキップする島川俊郎が言っていたのは、「チームとして真面目に走り切るところが薄れていた。監督が代わって、大勝して、ルヴァンも勝って、若い選手が多くて調子に乗っていたわけではないけど…。おそらく、去年くらいからベテランに頼っていた情けない代償が来たと思う。(運動量で)サボりもあったと思う。自分が引っ張っていかないと…自分に矢印を向けてやっていかないといけない」という点。島川は疲労云々、CF不在ではないところにも課題を感じていたということだ。

復帰に向けてペースアップする島川俊郎。手術なしで問題なく復帰できるなら最高。

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