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上野展裕監督「自分たちの攻撃の時にミスからカウンターを招いているので、そこを修正していきたい」【無料記事 J2第24節 甲府3-2熊本 コメント】

「自分たちの攻撃の時にミスからカウンターを招いているので、そこを修正していきたい」上野展裕監督

今日は6,530人のファン・サポーターの皆さんに来ていただいてありがとうございます。試合はカウンターというか、クロスのところで――ビデオを見てみないと分からないですが――失点しました。そのあとはトレーニングの成果が出たというか、前半の最後に得点をしていい状態で後半を迎えることができました。そして、PK(堀米勇輝)と島川(俊郎)のいいシュートで勝つことができました。ただ、課題はまだまだあるので修正して次の千葉戦に向けてベストな準備をして臨みたいと思います。

――島川選手はケガを押して出場してゴールを決めましたが、彼の評価は?

あんな素晴らしいシュートは見たことがないです(笑)。本人も試合では初めて決めたと言っていました。彼はケガを押してチームのためにやってくれました。一人はみんなのため、みんなは一人のためじゃないですが、彼が“試合に出たい”、“チームのために頑張りたい”という気持ちがあのシュートになったと思うし、勝利に繋がったと思います。

――ホームゲームとしては5試合ぶりの勝利ですが、この勝利を昇格争いにどう繋げていきたいですか?

課題が多く、やるべきことも多いです。攻撃も構築していかないといけない。新しいメンバーも入ってくるので、攻撃も守備も積み上げて次の試合に行きたい。勢いに乗って行きたいと思います。

――前半最後に湯澤聖人選手の同点ゴールがありましたが、失点の場面は高い位置を取って(ボールを奪われて)相手にスペースを使われましたが、失点しても前への意識を失わなかったことについては?

自分たちの攻撃の時にミスからカウンターを招いているので、そこを修正していきたい。あと、切り替えを含めてカウンターを受けないように、リスクマネージメントを含めて、対処して、課題を克服していきたい。湯澤は思い切りシュートを打ったのでよかったと思います。

――フォアチェックのオン・オフについてはどう評価しますか?

オンは目立ったいいフォアチェックはできなかったと思います。噛み合わせ、組み合わせもあって、上手くいかないこともあります。オフのところは2点差をつけてオフになったんですが、そこから1失点しているのでそれを含めて改善しないといけないところがあると思います。

――金園英学が入ってからは――彼だけフレッシュなコンディションでしたが――オンのところはよかったように思いましたが、どう評価しますか?

(疲れていないのは)彼だけですので、ヘッドで(金園が)勝ってもみんなでボールを奪いに行くということでは、相手をたくさんゴール前に集めさせて、クロスを上げさせたところを修正していきたいです。

――リーグ戦は4戦連続で複数失点ですが、失点を重ねている理由は試合ごとに違うのですか?

メインの課題はありますが、クロスに対しての守備のところは修正していきたいと思います。

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