山梨フットボール

上野展裕監督「決定的なチャンスを作ることができたが、決め切れずに負けることになってしまった」【無料記事 J2第25節 千葉2-1甲府 コメント】

「決定的なチャンスを作ることができたが、決め切れずに負けることになってしまった」上野展裕監督

週の真ん中、ミッドウィークにもかかわらず600人を超える甲府のファン・サポーターの皆さんに来ていただいたのに勝利をプレゼントできずに申し訳ない気持ちです。試合は、チャンスを多く作れましたし、前半序盤には堀米(勇輝)の相手GKとの1対1もありましたし――ピンチも多くありましたが――沢山チャンスを作れました。後半につきましても金園(英学)、佐藤(和弘)もいいチャンスを、決定的なチャンスを作ることができました。それが決め切れずに負けることになってしまった。課題をみんなで洗い出して、共通の認識を持って次の試合に臨んでいきたいです。

――「決め切ることができなかった」という話があったが、決めるために必要なことは?

日頃からの練習と、そこに詰めていること。全てですが、やれることを準備して練習をして、攻撃を構築して…守備は前半に集中を欠いて3人目の動きについて行けずに何回もピンチを招いたので、それも修正したい。

――クロスから失点しているが、修正点は?

ビデオで見返したいが、取られ方が悪くて(奪ったボールをすぐに奪い返される)逆カウンター気味になってしまった。クロスに対しても、もう少し身体を寄せて――ギリギリだったと思いますが――もう少し寄せていればゴールの確率は落ちたと思います。

――これで9敗目。昇格争いをするために苦しい状況ですが受け止めは?

試合は続くので前を向いてやるしかないし、課題を修正して、いい準備をして次の試合に臨むだけです。最善の準備をしていくことが今、我々にできることだと思います。

――「集中を欠いた」と話されましたが原因は?

集中を欠いたというか、3人目の動きですとか、ワンツーの動きはなかなか防ぐことは難しいが、周りの人が集中して、エリアに入ってくる人をケアすることができたら危ないシーンは無くなったと思います。意識(の修正)と練習を繰り返すしかないと思います。

――後半の立ち上がりにいい時間帯を作れた理由は?

背後への飛び出しが良かった。金園もそうですし、道渕(諒平)もフォアチェックでボールを奪って、奪われて、奪い返して、中へ佐藤がいい形で入り込んで行ったのが良かった。決め切られればよかったが、よくああいう形を作ったと思います。

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