山梨フットボール

「相手3バックが広がってプレスを回避して長いボールを出してきた。本来は怖くないはずだが、そこにもう少し行けるように課題を抽出したい」上野展裕監督【無料記事 J2第29節 甲府0-1愛媛 コメント】

「相手3バックが広がってプレスを回避して長いボールを出してきた。本来は怖くないはずだが、そこにもう少し行けるように課題を抽出したい」上野展裕監督

今日は7087人のファン・サポーター、観客の皆さんに集まって頂きました。ありがとうございました。皆さんの後押しを受けましたが、勝利を届けることができませんでした。申し訳ありませんでした。チーム一丸となって、次に向かって取り組んでいきたいです。

試合については、裏へのパス1本でやられたといいますか、失点して…決定機会は何度か作りましたが、決め切れずに時間が過ぎて…。後半もチャンスがありましたが、決めることができませんでした。それについては練習するしかありません。もっと確実な決定機会をチーム全体で作れるようにしていきます。新しく出た選手も連携はまだまだですし、今後連携が深まっていくと思います。課題を抽出して次に繋げたい。

――失点シーンですが、パスを出されるところ、出された後の対応についてどんな問題があったと思われますか?

まだビデオで見返していないので正確には言えませんが、パスの出し手へのプレッシャーが掛からなかったこと。DFラインの裏を取られたこと。GKが前に出られなかったのか…。

――相手のCB、ストッパーへのプレッシャーがブロックを作ったときに行けていなかったように思うが、この点については?

前半の初めフォアチェックは何度かいいところがあったし、高い位置で取れていた。後半もあった。向こうの3バックが広がってプレスを回避してそこから長いボールを出された。そこから出されるのは怖くないというか、本来は怖くないはずですし、それを一発でやられないように中も多少ポジションチェンジをして受けやすいようにしていたが、そこをもう少し行けるように…ボランチの問題なのか、全体の問題なのか、課題を抽出してみんなで取り組んでいきたい。

――前半の方がボールホルダーを追い込む動きがあったが後半は出なかったと思うが、この点については?

斜めに飛び出したり、背後に飛び出したりする動きで前半はチャンスを作ったが、後半は少しチャンスがなくなった。

――その理由は?

運動量だと思います。前半にできて後半にできなかった。課題を含めて取り組んでいきたい。

――交代カードで新加入のジエゴ、フェフージンを使いましたが意図は?

ジエゴには、「背後の動きを取ってほしい」と「バックラインのスペースを突いてほしい」というタスクをやってもらった。実際に走ったが、なかなかボールを出すタイミングが合わなかったところを修正したい。フェフージンは佐藤和弘を一列上げて、ボランチに入れた。いいミドルがあったし、惜しいのもあった。しっかりボールコントロールをしてパスもできているので今後コンビネーションが高まるともっといいプレーができると思います。

――新戦力が出場したチーム状況と、今後に向けての意気込みは?

新戦力が加わって、ケガ人も治ってくる。切磋琢磨しながらチーム力を上げて…まだまだ諦める訳には行きません。皆さんの後押しも頂いています。改善、修正をしながら次の試合に全力で取り組んでいきたい。

 

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