山梨フットボール

「チャンスの節に連勝失敗。6位との勝ち点差を6ポイントに縮めるチャンスを逃す」 【2018明治安田生命J2リーグ第29節 甲府0-1愛媛 レビュー】

2018年8月18日甲府0-1愛媛(18:03K.O/山梨中銀スタジアム/入場者数7,087人/天候 晴 弱風/気温 24.7℃/湿度 45%)

得点者 14′ #19藤本佳希(愛媛)

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「チャンスの節に連勝失敗。6位との勝ち点差を6ポイントに縮めるチャンスを逃す」

たまたまたまたの連勝失敗。愛媛の川井健太監督(37歳)に「(お互い3-4-2-1の)ミラーゲームで負けない確信があった。1対1のやり合いのところを選手に求め、上回ってくれた。マッチアップして負けないところを見せることができた」と、試合後の記者会見で言われてしまった…苦杯。

合を見ていて既視感があって、何度もやられた形だった。相手の3バックが開いて甲府のフォアチェックを回避して、ロングボールを蹴ってくる。フォアチェックは途中からは常に1本くらいはパスコースを空けてしまっていて、そこを使われると後手になり、何度も戻る羽目に…。今季はこういう相手と何度も戦ってきたけれど、どうも勝ち切れない。局面ごとの後付けのダメだしは簡単だけど、それ以前の問題として個々に持ち場で責任を果たすのは当たり前で、自分の周囲の選手に声を掛け、カバーし合う連携がなければ、”隙を突かれた“と振り返ることになる失点は――完璧にオーガナイズしない限り――たぶんなくならない。

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