山梨フットボール

「東京V戦の修正点を放置したような新潟戦。決定機を減らして無得点で勝ち切れず」【2018明治安田生命J2リーグ第37節 甲府0-0新潟 レビュー】

2018年10月13日甲府0-0新潟(16:33K.O/山梨中銀スタジアム/入場者数8,418人/天候 曇 弱風/気温 18.8℃/湿度 43%)

得点者 なし

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「東京V戦の修正点を放置したような新潟戦。決定機を減らして無得点で勝ち切れず」

静になって順位表を見ると、“今のくらいのチーム力をもう1か月前に構築できていれば…”と思ってしまう。主力に長期離脱となるケガ人が何人も出たことは避けられなかったかもしれないが、J2リーグの厳しさ、難しさが終盤戦になってよく分かる…。3連勝している甲府に緩みがあったわけではないが、東京V戦の修正点を放置したような試合になってしまった新潟戦。何でもかんでも1試合で改善できるほど簡単な世界ではないけれど、決定機に繋がりそうな場面――特に気になったのはジュニオール・バホスと小塚和季の関係性のところ――で何度か連係ミスが出てしまい決定力に繋げることができなかった。バホスと小塚は東京V戦で小塚がワンタッチで縦パスを出した時にバホスから見ればタイミングが早すぎで合わなかったシーンがあったが、同じことが新潟戦でもあった。どちらが良い悪いではなく、お互いに相手の意思を感じることができなかった。全部成功させろというのも無理な話だけど、どちらの試合もタメるスペースがあっただけに小塚に余裕があればよかったなぁと思った場面だった…。

(残り 1486文字/全文: 2073文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ