山梨フットボール

「引き分けた新潟戦後の微妙な感情も残っていたが、道渕諒平のスーパーゴールで勝利。残り5試合に向けた心の置き所は固まった」【2018明治安田生命J2リーグ第35節 徳島0-1甲府 レビュー】

2018年10月16日徳島0-1甲府(19:03K.O/鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム/入場者数3,217人/天候 曇 弱風/気温 20.7℃/湿度 63%)

得点者 90’+1 #18道渕諒平(甲府)

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「引き分けた新潟戦後の微妙な感情も残っていたが、道渕諒平のスーパーゴールで勝利。残り5試合に向けた心の置き所は固まった」

渕諒平の強烈なミドルシュートが91分に決まってからのアディショナルタイムの残り約3分間は何故か冷静に見ることができた徳島戦。ピッチの中は3枚目のカードで山本英臣が投入されて徳島にとって嫌な選手となってパワープレーを封じていたが、何故かヒヤヒヤすることがなかった。甲府が新潟と0-0で引き分けた第37節で福岡、大宮、横浜FC、東京Vが揃って勝ったために”1~2チームとは3ポイント縮められる”と期待していたのが、全部に2ポイント離されたことで諦めの気持ちが出てしまっていたのかもしれない…。”諦めないのが甲府の矜持“とか散々書いていたくせにと自分自身を問い詰めたくなる。

府のKOで始まった前半の入りはよくなかった。5分に徳島の小西雄大にフリーでミドルシュートを打たれ、道渕諒平に当たりそのこぼれ球をピーター・ウタカに詰められて失点…。投げやりになりそうになる、少し前の悪夢のような早い時間の失点。しかし、甲府の選手はウタカのオフサイドをアピール。喜ぶ徳島サポーターに見せるためにヴィジョンにゴールシーンが映し出されていたが、それを見ると確かにウタカのポジションは怪しい。横からのリプレー映像がヴィジョンに映し出されると、オフサイドポジションが確信できた。

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