上野展裕監督「6位以内に入ることができずに申し訳なく思う。しかし、残り試合を消化試合とは捉えていない。次の甲府に繋がる試合なので全力を尽くす」【無料記事 J2第39節 甲府1-0讃岐 コメント】
「6位以内に入ることができずに申し訳なく思う。しかし、残り試合を消化試合とは捉えていない。次の甲府に繋がる試合なので全力を尽くす」上野展裕監督
総括の前に、今日は7,633名のたくさんのファン、サポーター、観客の皆さんに集まっていただきありがとうございました。試合は決定機会を何度も作ったが、決め切れない状態が続きました。シュートは17本。最後の最後に松橋優から森晃太がよく決めてくれました。
しかしながら今日で(プレーオフ圏の)6位内に入ることができなくなりました。たくさんの皆さんに応援をしてもらいながらもこうなったことを申し訳なく思います。まだ試合は続いていくので次の試合に向けて準備をして、水戸戦に備えたい。それを一戦一戦最後まで気持ちを切らさずにやり切りたい。リーグ戦にプラスして天皇杯も残っているのでチーム一丸となって最後の最後まで戦い抜きたいと思います。
――キックオフの段階では6位以内に入ることが不可能になったことは決まっていましたが、いつ把握して選手をどういう状態で送り出しましたか?
選手は知らなかったと思いますが、私は知っていました。この試合を応援してもらっているので勝ち切りたい、やり切りたいという気持ちがより強くなりました。
――残り3試合、消化試合という言い方もできますが、選手には何を求めますか?
一般的には消化試合と言われますが、私は消化試合とは捉えていません。一戦一戦――どうなるか分かりませんが契約社会ですので――戦うことが来年、次の甲府に繋がると思います。なので消化試合とは思いません。次の水戸戦に最善の準備をして臨みたいと思います。
――来年に繋げるためには残り3試合で試したいことや、やっていくことは?
次の試合に向けて全力で準備をします。試す…言葉は違うかもしれませんが次の試合をチーム一丸となってベストメンバーでいきたい。
――シーズン途中から監督に就任した難しさもあったと思いますが、J1昇格に届かなったのは何が足りなかったのか?
大まかな言い方になりますが、夏場になる前にたくさんの故障者が出て、ルヴァンカップの浦和戦の後の山形(1-2●)に負けた後、苦しくなった。ケガ人が多く出たことは痛いが、それでもしっかりと戦わないといけなかった。夏場の失速からチームを立て直せずに、残念に思いますし、申し訳なく思います。