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山梨フットボール

「吉田達磨前々監督と同じものが見えている伊藤彰新監督は、”進みたい道”を進むために、“違う道”を見つける2019シーズン」【コラム&インタビュー】

2019年シーズン、ヴァンフォーレ甲府の指揮を取る伊藤彰新監督。吉田達磨前前監督とサッカーにおいて同じものが見え、似た志向を持つ指導者が、どんな道を切り開くのか興味深い。

 

「後から伸びてくるイメージはあった昨季の第11節の解任劇」

――吉田達磨前々監督と伊藤彰監督はサッカーにおいて見えているものが近いと思いますが、そういう認識ですか?

そう思います。やろうとしているサッカーも同じようなものを志向していたし、僕自身も1年間(甲府で吉田監督、上野展裕監督のもとで)見てきたし、上野さんのもとで勉強したので次に繋げていかないといけないと思います。

――吉田監督時代、クラブとして求める結果は手に出来ませんでした。しかし、吉田監督のサッカー指導者としての質の高さや情熱に対する評価を――勝負運はなかったと思いますが――下げる気にはなりません。ただ、昨季解任された第11節までで2勝という結果は総括をしないといけないと思います。同じものが見えている伊藤監督はどう総括しますか?

勝ち点を重ねるということでは結果は物足りないものがあったと思いますが、それがこの先どうなっていくかという話を吉田監督としていました。“あとから(シーズン中盤以降)伸びてくる”という戦い方はしていたと思います。志半ばで悔しい思いをしていたが、20試合やったらまた伸びて、最後にはグッと伸びてくるイメージがありました。それを…もう少し一緒にやりたかった…。でも、“今季それでいいのか?”というと、11試合で精査される可能性もあると思います。 

――吉田監督が解任されたときは一人の記者として、「もうちょっとなのに…」という思いを持っていました…上野監督になって大量得点で4連勝してうやむやになりましたが…。伊藤監督は、昨季はヘッドコーチとして吉田監督と同じ方向を見て取り組んでいましたが、ヴァンフォーレ甲府を見る角度は人それぞれの経験・見識・考え方、立ち位置などで幾つもあって、経営者の立場なら昨季はどこかで区切りをつけようとする判断もあるんだろうなと理解できます。この点については?

それは当たり前で仕方がないことなので…。もうちょっとガンマすることも必要だったのかなぁという思いもありました。甲府がこの先10年、20年、どういう方法で大きくなっていくのか…。そういう部分がしっかりしているクラブは強いと思います。僕は監督という立場なの(いうべき状況ではないが)…それは大きなことだと思います。

――2017年にJ1大宮で監督をされたときは、5月に途中就任してクラブが獲得した外国人選手を使うことを求められる難しい仕事のように外からは見えました。そして、11月に解任となってしまい、思ったように仕事ができなかったのではないかと想像していました。今季はシーズンの最初から指揮を取ることができます。このことは大きいですね。

個人としてここで結果を残さないといけないと思っているし、皆さんが満足する結果を残すことが大事だと思っています。僕自身、それに向けて全力を尽くさないといけない。

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