山梨フットボール

「気を揉んだオフ期間の人事動向も、自主トレーニングが始まって見れば、悪くない感じ」【無料記事 練習場から フォトレポート】

大宮から新加入MFの横谷繁(右)は河田晃兵とランニングで調整。2人は2010~2011年の2シーズンG大阪でチームメイト。

 

ワイルドハンサムの横谷繁はマダム人気が高まりそうな予感…。

 

残ってくれてよかった橋爪勇樹(左)と小出悠太。今季は橋爪がポジションを取るシーズンになるはずだ。

 

撮影に気が付いた橋爪勇樹は、変顔でサービスしてくれた。

 

今津佑太(左)は「やっぱり俺はこの丸刈りが落ち着くんです」と、今季も丸刈りスタート。昨季、ミリ単位で繰り広げた短髪競争のライバル・島川俊郎が大分に移籍したので独り勝ち。年明けに結婚式を挙げた曽根田穣(中央)は鎖骨のケガも癒えて大競争に全力で挑める。同じく、オフ(12月)に結婚式を挙げた佐藤和弘(右)は髪を短くしてシーズンイン。佐藤も大競争に挑む意欲の高さを感じる。

 

新井涼平(中央)は昨季はケガに苦しんだが、「僕が”治った”と思ったら、治ってるんです」と話し、キャンプインから復活する。長年酷使した骨に――折れていない――亀裂が入るという、治療が難しいケガだっただけに長く苦しんだが、完治であることを祈りたい。松橋優(右)はなんか若返ったような爽やかさでランニング。昨季終盤のケガは問題ない様子でひと安心。

 

FW太田修介(左)に、「前線は大物ライバルばかりやね」というと、「そういう競争に勝たないといけないポジションですから」と返ってきた。昨季苦しみ抜いた太田がブレイクスルーのきっかけをつかむことを祈りたい。右は遠目で見ると吉田達磨前々監督に一瞬見える佐藤和弘。

 

山本英臣はマイペースで黙々とランニング。年齢ではチーム最年長(38歳)という立ち位置になっているが、思うところ十二分の2019年のはず。キャプテンであろうが、なかろうがチームにプラスの影響をもたらせてくれるはずだ。

 

若手中心の自主トレ。今季に賭ける選手、更なる躍進をしたい選手、それぞれの目標を達成できることを期待したい。

 

若手よりも、もっと若手グループ。彼らが試合に絡む回数が増えればチームが厳しい競争を経て成長している証になるはず。左から、宮崎純真、森晃太、荒木翔、小林岩魚、中山陸。自主トレなので選手は個人所有のジャージ等を着ている中、荒木(中央)だけが昨季の練習着。理由は聞き忘れました…。

 

今季の新人選手で最注目は東海大相模高から加入の中山陸。1年目からリーグ戦で結果を残せるのか大注目。

 

中山陸同様に大注目なのがインターハイチャンピオンの宮崎純真(山梨学院高)。名前と実績があるFWがひしめく中で、負けん気の強い宮崎が見せるパフォーマンスには興味津々。今季の高校サッカー選手権では、宮崎が育ったFC多摩JYのOB(関川郁万・流経大柏→鹿島加、師岡柊生・日本航空)が数多く活躍しており、大きな刺激を受けているはず。選手権に出場できなかった悔しさをキャンプインからぶつけてほしい。

 

今季の公式球は、初見ではしっくりこない色目だけど、ボールが集まっていると「朱鷺色」に見えて、美しく感じる。

 

自主トレーニング最後に伊藤彰新監督(奥中央)と大宮時代に監督・選手の関係だった横谷繁(オレンジのアウター)が長い時間立ち話。その手前では、曽根田穣、小出悠太、佐藤和弘、橋爪勇樹が輪になって腹筋各種でやる気満々感を見せつける。

 

練習場に2015年~2017年までヘッドコーチを務めた望月達也氏(現・JFLラインメール青森監督)が顔を見せてくれた。太田修介は、「練習生の時にお世話になったから挨拶しておこうかなぁ。何があるか分からないし(笑)」と、遠目で望月監督を見ていた。「無理矢理LINEとmailに分けたら今どきですよね」と感心していた選手もいたが、英語ではなくて、ドイツ語で”澄んだ海”という意味(ウィキペディア参照)。ラインメール青森の成功も祈りたい。

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