山梨フットボール

「J2甲府ホーム開幕戦・最高入場者となる13,212人以上を達成したい――前日会見フォトレポート――」【無料記事 コラム&インタビュー】

イオンモール甲府昭和で行われたホーム開幕戦(初戦)前日記者会見には、長崎の手倉森誠監督(右)、MF島田譲(右から2人目)、マスコットのヴィヴィくんも参加してくれた。ルヴァンカップのアウェー札幌戦、リーグ戦のアウェー甲府戦とタイトなスケジュール、距離の長い移動がある中で参加してくれた長崎の関係者には感謝したい。参加の義務がある訳でないアウェーチームだが、甲府のホーム初戦を盛り上げるために協力したくれたことは有り難い。手倉森監督は、「仙台の(監督時代)手倉森としては甲府に苦手意識を持っていたが、今年は(長崎の監督として)違う色を出せればいいと思っています」と、甲府のファン・サポーターの心をくすぐりつつ、長崎の監督としての意思を示す上手いコメントなどで盛り上げてくれた。感謝の気持ちを込めて第4節はいい試合をして長崎に勝ちたい。

 

ユニフォームを着て登場したキャプテン・小出悠太。ホーム長崎戦はキャプテンとしての初戦であり、開幕前のケガからの復帰戦で、ひとりの選手としても今季の初戦。チームがここまで2勝1分、勝点7という結果を残しているだけにプレッシャーは小さくない。両サイドの小柳達司、エデル・リマ、前のダブルボランチ、真後ろのGK河田晃兵がしっかり支えて、小出を試合の流れに乗せていきたい。ファン・サポーターの後押しも小出を盛り上げるためには欠かせない。ただ、写真を撮りながら「役者になって時代劇に出れば、綺麗な顔をした若侍役が似合いそう」と全然別のことを考えてしまった…。

 

大勢の前でグッと人を引き付ける間を上手く使う話し方、話ができる長崎の手倉森誠監督(右から2人目?)は、伊藤彰監督(左から2人目?)にとってキャリアでも年齢でも先輩にあたる。質疑応答では伊藤監督が手倉森監督を「代表(前日本代表コーチ)でもそうですし、コレクティブなチームを作っていると感じている。それを破るにはそれ以上の運動量やチームとして隙を突いていかないといけない。難しい仕事になるが、リスペクトして頑張っていきたい」と話した。敬意を持って臨み、そして、長崎を倒したい。ホーム開幕戦は13,212人以上の観客の中で両チームが戦えることも期待したい。

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