監督・永井秀樹は稀代のロマンチストかリアリスティックな戦術家か(J論)

山梨フットボール

伊藤彰監督「15,000人を超えるファン・サポーターが我々の力になってくれたことを感謝したい」【無料記事 J2第4節 甲府2-0長崎 コメント】

「2試合無失点が続いているが、相手のシュートミスや自分たちにミスがあっても助かったところが多々ある」(伊藤彰監督)

このような(15,000人を超える)素晴らしいファン・サポーターがこれだけの応援で我々に力をくれたことに感謝をしたい。15,000人を超えるファン・サポーターが来てくれたことで力になりました。感謝しています。また、この企画に県内の各メディアの皆さんの協力があってこの数字を達成できたと思います。感謝しています。

ゲームの入りでは我々がやろうとしている前線からの守備が機能していたし、流れの中から点が取れたり、セットプレーでいい場面を作れたりで、我々の流れが前半の最初にあったと思います。2点を取ってから少しラインが下がるというか、積極的にプレスを掛ける時間が少なくなって押し込まれる時間もあったが、(甲府)ゴール前のディフェンシブ・サードの守備ではある程度強固さを出せたと思います。

後半に入って、相手がオーガナイズを(71分から4-4-2から3-4-2-1へ)変えた中で、ピッチの選手が自分たちで対応できたことは今後に繋がるいいゲームになったと思います。失点ゼロで抑えることができたことは次のゲームに繋がるいい材料になると思います。

――2ゴールのピーター・ウタカ選手は前線で守備をしながらもゴールをチームにもたらせてくれる選手ですが、彼の存在をどう感じていますか?

ウタカは人間的にもプレーヤーとしても素晴らしい選手で、我々にとって重要なピースという位置を占めていると思います。守備もそうですし、押し込まれたときのボールキープやロングボールを収める、セットプレーから点を取ったし、その流れの中ではもう1点を取ってハットトリックという思いもあったと思いますが、素晴らしい活躍でした。

――ケガから復帰の小出悠太選手を含めたディフェンス面はここ2試合無失点ですがどう評価しますか?

2試合無失点が続いているが、相手のシュートミスや自分たちにミスがあっても助かったところが多々あると思います。それを今後トレーニングで積み上げてディフェンスをもっと強固に構築できるようにしないといけないと思います。もっとゲームコントロールができれば守備の時間も減るので、そういうコントロールをするところも、もう少し積み上げていかないといけないと思います。

――小出悠太選手はキャプテンとして初出場でしたがどういう思いで送り出したのか、また評価は?

小出はキャンプを通じて――開幕前の清水とのTM(このTMで負傷離脱)までコンディションを作れていたし――守備の構築、キャプテンシーを発揮してくれていました。今回小出を使うことに迷いはなかったし、コンディションが上がってこなければ使わなかった。彼はホーム初戦に合わせたわけではないですが、(ケガから復帰して)コンディションを整えてきたし、失点ゼロでやるところのゲームコントロール、ラインコントロール、キャプテンシーで声を出すところはよかった。これくらいはやってくれると思っていたので、厳しい言い方をするようだけど、及第点だと思っています。

――セットプレーからの得点は去年から改善されたと思うが、この点はどう見ていますか?

要因はいろいろあるが、キッカーの質も大きなウェイトを占めると思います。内田健太、佐藤和弘、横谷繁、この3人はキックの質が高いので、それに合わせて中に入る選手が信用して入れる。セットプレーにパワーが出ている証拠。ゲームに入る前、“セットプレーで決着が着く”ということを話し、選手と共有していました。それで点が取れたことは彼らの自信になったと思います。

――ホームに15,000人を超えるファン・サポーターが来てくれたことと、作り出した雰囲気についてどう感じましたか?

ピッチに出た瞬間に“凄いな”と思いました。これだけの後押しをしてもらうので、恥ずかしいゲームはできないと思いました。僕の身も引き締まりました。選手は硬くならずにアグレッシブに戦ってくれたので、これは凄くよかったと思います。

――ウタカとドゥドゥは明らかに能力が高い選手ですが、連携や役割分担については?

2人には点を取るところだけでなく、守備もしないとゲームに出られないといっています。それをサボり始めるとゲームに出られなくなるということが分かっていると思います。周りの選手とコミュニケーションを取りながらコンビネーションができていたことは我々にとってプラスαになる。個の能力だけでなく、チームとして、グループとしてコレクティブに戦えるようにしたい。夏場になればきつくなるが、そういう時にグループとして、チームとして戦えるように機能していって欲しい。

――開幕4試合で勝点10はクラブの(最高)タイ記録だと思いますが、この点については?

アウェーで勝点7を取れたことは凄く力を与えてくれた。勝点10よりもスタートダッシュで負けないでここまで来られたこと、チームとしてやろうとしていることを全員の共通認識ができている。ただ、これだけではなく、42試合が終わった時点でどこにいるか。J1自動昇格を目指しているのでワン・ツーのところにいないといけない。いいスタートが切れたことについては、現状では満足しています。

――組織的にコンパクトに守備ができていると思いますが、手応えは?

守備の手応えは理想には達していないが、ボランチの小椋祥平や佐藤和弘の重要度は日に日に増している。逆に、誰がボランチに入っても同じ動きができないといけない。そこがあってこその守備の構築、コレクティブに、コンパクトにできるのでチームとして共有していかないといけないと思っています。

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