「アディショナルタイムの2ゴールでチームを救った佐藤洸一が先発出撃」【2019明治安田生命J2リーグ 第7節 甲府対岐阜 プレビュー】
2019年4月3日(水曜日)甲府対岐阜(19:30 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)
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「収める、落とす、繋がせない佐藤洸一ワントップで、押し上げる攻撃を見せられるか」
佐藤洸一にとって最大のチャンス・見せ場である今節。ここ最近の対戦相手はなんとなく甲府対策というモノが分かってきたなのかなぁと感じるし、似たタイプではあったけれど金沢(1-1△)、岡山(1-1△)のロングボール攻勢を跳ね返すことができなかった。ロングボールを入れて押し込めば、ピーター・ウタカやドゥドゥの脅威を小さくできると考えるチームがあっても不思議ではない。そこで、ウタカよりもポストとしての強さや献身性がある佐藤洸でどうなるかは楽しみな今節。
前日練習で主力組にはピンクのビブスが渡され、仮想岐阜の控え組には岐阜カラーのグリーンのビブスが渡された。ピンクのビブスを渡された選手が誰なのか――通常、交代選手を含めて12~13人に渡される――を見ると、2試合連続アディショナルタイムゴールの佐藤洸がその一人。ウタカとバホスもピンクだったが、最初のセットでピッチに立ったのは佐藤洸。(お~、先発、来たか)と心の中で感嘆。元々、今季の編成時点では佐藤洸ワントップ、ウタカがシャドー先発や途中出場というプランもあったので驚くことはないけれど、ここまで6試合に先発して4ゴールのウタカを先発から外すという決断は容易ではない。実績があって、コンディションを保っている選手のプライドは尊重しないといけないからだ。ただ、伊藤彰監督は、「(今節の先発選考には)連戦でローテーションという意味もあるが、洸一はウタカや(ジュニオール)バホスよりもいいコンディション、いいパフォーマンス、チームを助けてきた。これでよければ次のゲームも(先発)というのがある」と明言した。
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