山梨フットボール

伊藤彰監督記者会見「早い時間に点を取れたことで我々が受け身になってしまった」【無料記事 J2第9節 甲府1-2水戸 コメント】

「失点に繋がる流れを作った、前半にラインが下がったことを修正しないといけない」

ホームで勝てなかったことをファン・サポーターの皆さんに申し訳なく思います。素晴らしい後押しをしてもらったのに勝点を積み上げられなかったことは反省しないといけない。

前半は(ジュニオール)バホス、(ピーター)ウタカ、ドゥドゥの3トップで先制点を取りに行こうということで入った。最初(2分)のCK、セットプレーで点を取れた。そこに勢いを持って入れたことは評価しています。その後、早い時間に点を取れたことで我々が受け身になってしまった。前半、主導権を握れなかったことは反省点。しっかりボールを握りながら攻撃的にやらないといけないところで受けに回った。

最終的にミスから失点(26分)した。チームとして流れを変えていかないといけない。後半に入って流れを変えることをより強く意識して…裏へのランニングが少なくて、DFラインの裏へというところを前の3人に言ってチャンスを増やそうとした。途中(67分)から佐藤洸一が入って前でボールが収まって、お互いに間延びしたゲームになってしまったが、お互いに点を取ろうとするところがあったと思う。しかし、決め切れずに勝点を失った。

最後に、一つだけ誤解が無いように言いたいが、こういうゲーム、お互いに上位争いでレフリーに対して…ファールの見解が分かれることはあると思うが、(甲府の2失点目となった水戸のFKで作った)壁に対して外からプレッシャーを掛けたりとか、(壁の端にいた小椋祥平に対して)飛ばさないようにしたりというところは見てほしかった。これが正直な感想です。(このFKを与える原因となった小椋のファールに対して)レフリーはハンドというジャッジだった。(ジョーの)足に行って(スライディング)のファールなら仕方がないが、小椋はハンドをしていたのか。小椋が壁で飛ぼうとしたときに水戸の選手が横から押したところ…そのファールを見逃さなかったのか…。終わったことで致し方ないが、しっかりとジャッジしてほしかったというのが正直な気持ちです。

ただ、我々が先制をして、逆転されたことは事実。そこはしっかりと受け止めて次のゲームに向けて修正したい。

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