山梨フットボール

「不完全燃焼の無敗対決。受け止めて消化することが難しい逆転負け」【2019明治安田生命J2リーグ第9節 甲府1-2水戸 レビュー】

2019年4月14日 甲府1-2水戸(14:03K.O/山梨中銀スタジアム/入場者数7,912人/天候 曇 弱風/気温 20.4℃/湿度 26%)

得点者 2’横谷繁(甲府)26′ 黒川淳史(水戸)90’+4志知孝明(水戸)

△〇〇〇△△〇△●

「ウタカとバホスが被ることで機能しきれなかった3トップ」

8試合負けなしの2位だっただけに、受け入れたくない負け。昨季の第9節終了時は2勝3分4敗で首位岡山と11ポイント差の17位だったから、今季の4勝4分1敗で首位水戸と3ポイント差の5位は悪くないけれど、なんかすんなりと受け入れる気になれない。自分自身に負けっぷりの悪さを感じる。

近、伊藤彰監督と話をしていて、上位にいるのに“内容が悪い”などといわれることにストレスがあるように感じていた。凄く感じるのか、ちょっとだけなのかは分からないが、ストレスであることには違いない。外から見ている側は、上位にいることに慣れてくるから、“もっと、もっと”となってしまう。首位独走しない限りそう思うものかもしれない。しかし、チームのスタッフ・選手は“J2リーグはそんなに甘いものじゃない”と肌で分かっているから、そこに感覚のズレが生まれやすい。

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