山梨フットボール

「雨降って地固まる。今季最強の甲府が誕生」【2019明治安田生命J2リーグ第14節 福岡0-3甲府 レビュー】

2019年5月18日 福岡0-3甲府(14:03K.O/東平尾公園博多の森陸上競技場/入場者数3,578人/天候 曇時々雨 弱風/気温 22.8℃/湿度 72%)

得点者 13’横谷繁(甲府)62’ドゥドゥ(甲府) 69’ドゥドゥ(甲府)

△〇○○△△〇△●○△●●○

「甲府が失ってはいけない選手だということをウタカが再認識させた勝利」

のチームで上に上がるために(佐藤)洸一も大事だし、(ピーター・ウタカは)失ってはいけない選手。(選手ミーティングでは)ウタカに厳しい言葉もあったと思うし、ウタカも『チェンジマインドする』と言ってくれた。(ウタカが必要だということを彼自身がプレーで)チーム全体に再認識させた。プレーが止まることは少なかった。やればできるんですよ。動けるんですよ」
試合後に伊藤彰監督は少し饒舌になって話した。

合2日前の佐藤洸・ワントップから前日のウタカ・ワントップへの変更という賭けに勝った伊藤監督。佐藤洸が確実に計算できる質の高いプレーをすることは分かっている中で、ここ3節決め切れないウタカの攻撃力がチームの中で活きるかどうかの判断。佐藤洸はどんな時でも一定レベル以上のパフォーマンスを発揮できる素晴らしい選手であることは証明済みで信頼も置いている中で、ウタカがトップパフォーマンスを発揮すればそれを上回るという期待。しかし、決め切れないなら佐藤洸の“一定レベル以上”を下回る。そのせめぎあいの中で、途中出場でも機能できる佐藤洸をベンチスタートに回し、ウタカを先発に持って行った伊藤監督。

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