山梨フットボール

「アキラ采配的中でボーナス付きの今季初の逆転勝利」【2019明治安田生命J2リーグ第19節 琉球2-5甲府 レビュー】

2019年6月22日 琉球2-5甲府(18:03K.O/タピック県総ひやごんスタジアム/入場者数3,952人/天候 雨 弱風/気温 27.4℃/湿度 82%)

得点者 23’風間宏希(琉球) 37’越智亮介(琉球)44’佐藤和弘(甲府) 47’横谷繁(甲府) 53’ピーター・ウタカ(甲府) 60’森晃太(甲府) 90’+6内田健太(甲府)

△〇○○△△〇△●○△●●○〇〇△●○

「0-2から決めた前半最後の1点が勇気と自信に繋がった」

――入観で予想していた――毒気を抜かれることを警戒した“めんそ~れ~”感はそんなになかったものの、スタジアム周辺のノンビリした雰囲気や――他の季節だったらどうか分からないが――気候区分が亜熱帯海洋性気候である沖縄の梅雨の蒸し暑さはエアコンが効いた屋内から外に出ると眼鏡が曇るほどで、ピッチの中でも琉球のアドバンテージだった。那覇空港近くで借りたレンタカーで高速道路を使っても40~50分はかかった沖縄市の“タピック県総ひやごんスタジアム”。県庁所在地が那覇市でスタジアムは県名と同じ沖縄市で、甲府市と山梨市的な感じの関係。高速を降りてからイオン渋滞があったものの――これにドハマりした人は大変な目に遭った――グーグルのナビのお導きで訳の分からないまま裏道を走ってドハマりなく到着したものの、着いた段階で一仕事した気分になったアウェー琉球戦。

球担当の記者からは”甲府はアウェーに強いんですよね“と言われ、若干まんざらでもない気分にもなったが、試合が始まってみると”琉球が素晴らしいチームだということをもっと強調するプレビューを書けばよかった…“と後悔。練習ではベースの3-4-2-1に加えて、5-3-2のツートップをオプションとして行っていたので試合中の変化でどうなるかねと思っていたが、まぁ立ち上がりからボールを持たれること。”甲府の5-4-1守備ってこんなに押し込まれるの?“とJ1時代に川崎Fと戦った試合みたいに押し込まれた。

予想より多くのファン・サポーターが共に戦うために沖縄までやってきた。

 

アップの時間まで雨が降っていたのに、試合開始前に水を撒いた琉球。確かに水捌けはよかったが、前半が始まると雨が降り出したにもかかわらず、ハーフタイムにも水を撒く念の入れようだった。

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