山梨フットボール

「ピーター・ウタカ不在を(野球の)エースナンバー18を背負うドラゴン(ズ、ファンの)佐藤洸一を活かして乗り越え勝ち切る」

今季4度目の先発となる佐藤洸一。先制点や勝利打点となるゴールを決めてベンチ前で大いに喜ぶ姿を見せてほしい。

2019明治安田生命J2リーグ第20節 甲府対徳島 甲府先発予想布陣。

2019年6月29日(土曜日)甲府対徳島(18:00 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)

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「後半勝負になっても二の矢がある徳島戦」

習取材に行くと”誰がいないのか”、”誰が練習復帰したのか“ということを他の記者と雑談をしながらチェックするけれど、徳島戦前日28日の練習は最も目立つ人がなかった。”ピーター・ウタカ“。前半戦の勝ち切れない時期は”ウタカよりも佐藤洸一の方がいいんじゃないか?“と思ったこともあったけれど、宗旨替えというかウタカのストロングポイントが分かるようになると”ウタカを活かすサッカーをした方が点が入る“と、伊藤彰監督がウタカを使い続ける理由に納得。

球戦(5-2○)後、発熱があってセーブしながら練習を続けてきたウタカ。27日は紅白戦形式の戦術確認でいつもより短めだったがプレーしたので徳島戦の出場は問題ないと思っていたが、27日の夜に39度の高熱が出たそうで、徳島戦は出場できないというか、出場しない方がいい。徳島に勝てばJ1昇格が決まるというなら法的、倫理的に許される注射や薬の力を借りてコンディションを戻しただろけれど、2019年のJ2リーグはまだ中間点。いれば絶対に使うウタカなので、ウタカ不在どうできるかを試すにはいいチャンスだと思うし、ウタカ、曽根田穣、ドゥドゥの3トップ不在で勝てばチームは活性化する。

前節1G2アシストの内田健太(中央、オレンジビブス)に対する警戒は強くなるが、警戒しきれないのがセットプレー。今節も1本ゴールに絡みたい。

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