山梨フットボール

伊藤彰監督「セットプレーでやられたことは我々がやり直さないといけない」【無料記事 J2第20節 甲府0-1徳島 コメント】

「ピーター・ウタカ欠場の影響はない。責任はすべて私にある」(伊藤彰監督)

ファン・サポーターの皆さんが7,000人以上来てくださったのに残念なゲームになったことを申し訳なく思います。試合前、“入りの10分間のところでセットプレーでやられてはいけない”と選手を送り出しました。そのなかで、10分(公式記録は11分)のセットプレーでやられたことは我々がやり直さないといけないというところ。気持ちを含めて考え直さないといけない。他のところは前半の途中からゲームコントロールができていたし、決定機を作りながら…ゲーム内容としてはそんなに悪くなかったと思います。

後半に入っても我々の時間が多かったし、最後取りに行くというところで人数を掛けて、最後河田(晃兵)のレッドでゲームが終わった。全般的に…あまり語弊があるとおかしいと思うが、語弊がないようにしてほしいと思うが、レフリングのところで統一感があったのか疑問に思うゲームになってしまったと思います。そうは言っても平等にゲームは進んでいますし、お互いに言いたいこともあると思います…。最後のレッドのところは山本英臣がカバーに入っていましたし、(河田が)ホールディングで倒したわけでもなく、足が引っ掛かった…イエローは仕方がないと思いますが、レッドはちょっときつかったなぁと…後味が悪くなった。そうは言ってもその前に1対1にさせてしまったところはしっかりと反省しないといけないと思います。語弊がないようにしてほしいと思いますが、ちょっと残念なゲームになってしまったと思います。

――無得点、決定機を作ってもゴールを奪えなかったのは何が足りなかったのか?

1対1を外すとか、ポストに当てるとか、そういうところなので、足りなかったところというか、崩しのところでたまたまそこに行ったのなら“足りなかった”となるが、(佐藤)和弘の1対1や(森)晃太のヘッドもそうですし、いろいろな決定機の中で形というか、チームでやろうとしているところは出たかなぁと思います。

(今季)前半戦の総括というか、いいゲームをしながらも決定機に取れていないゲームからほとんど負けている。この5敗は(ゴールを)どう取り切るか。まず、先制点はうちにとって勝点3に値するということ。後半戦に向けて先制点を取ることと、失点をしないというところは改善しないといけない。

―――ピーター・ウタカ欠場の影響は?

それはないです。(佐藤)洸一は信用できる選手ですし、今回、横谷(繁)もですし、森(晃太)も成長しているし、宮崎(純真)もチャンスを作っていた。総力戦で戦うことは(シーズン)最初からあったこと。ウタカのクオリティや存在感はチームとって大きいが、試合に出た選手はしっかりプレーしてくれた。そこは評価しないといけない。代わった選手に責任がある敗戦ではない。敗戦の全ての責任は私にある。選手はしっかりプレーしてくれた。

――セットプレーからの失点が続いていますが――簡単ではないと思いますが――改善の方法は?

トレーニングをしていくしかないと思います。セットプレーで勝点を取るチームがあるし、我々が対応できるようにならないといけない。一つ改善して自信がつけば変わってくる。そこの段階の途中かなぁと思います。地道に一つひとつ潰しながらやっていくしかないと思います。

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