「前半戦最後は大一番。柏の強力カウンターを賢く泥臭く凌ぎ、可変オーガナイズでゴールをもぎ取れるか」【2019明治安田生命J2リーグ 第21節 柏対甲府 プレビュー】
2019年7月7日(日曜日)柏対甲府(19:00 KICK OFF/三共フロンティア柏スタジアム)
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「後半勝負のベンチメンバーもスタメンの意地で前半に決めて主導権を取りたい」
どのチームとの対戦でも”勝てる“と思ってきた今季だけど、柏のゴールシーンをハイライト映像で見たときは、”勝てる?“となってしまった。右サイドの強烈なカウンターはスピードが伴った連携と機動力があるし、スペースに出すパスはスピードがあるだけにコースさえ間違わなければ追い付けるDFはそうそうはいない。我がヴァンフォーレ軍にはエデル・リマがいるが、リマに相当に賢く・粘り強く頑張ってもらわないと柏の右サイド=甲府の左サイドは守り切れない…と思ってしまうほど強烈。
先にハイライト映像を見てからフルタイム映像で柏の試合を見ると少しは安心というか、普通の時間帯もあるので心が落ち着いたけれどロングカウンターでもショートカウンターでも強烈。今節はラインを上げると裏をやられるリスクがあり、ラインを下げるとマイボールになっても攻撃しきれずにまた相手ボールになってずっと守っている気分になる時間帯も覚悟しないといけない。肉離れから復帰した小出悠太がどんなラインコントロールをするのかは注目だし、小出が見える故に出す狭いところを通す縦パスがカットされたらショートカウンターを受けるので、それを止めるのか、やり続けるのかも注目点。ともかく、最終ラインからボランチやWBに出すパスのミスは無くしたいし、通っても奪われるとショートカウンターを喰らうのでキープして繋げるのか、リスクを上手く避けるのか、選手の技量と判断もポイント。
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