山梨フットボール

「GK緊急事態に元鳥栖のファンティーニ燦(あきら)が練習参加」【無料記事 練習場から】

昨季まで鳥栖に所属していたファンティーニ燦。今季は所属クラブがなかったため、契約となればすぐに登録することができる。伊藤彰監督は練習前の円陣で「俺の彰(あきら)より、難しい漢字の燦(あきら)」と紹介。円陣が解けるときに同郷の先輩・小椋祥平が早速「アキラ(燦)、声出していけよ!」とアキラ弄りでみんなを笑わせた。

柏戦(2-4●)のオフ明け、7月9日の練習に昨季まで鳥栖に所属していたGK・ファンティーニ燦(あきら、21歳)が参加。前節は河田晃兵が出場停止、岡大生は別メニュー調整中で出場可能なプロのGKは岡西宏祐一人という状況で、U-18の水上珠史(18歳)がサブに入っていた。近年の甲府はGK3人体制で、出場停止や故障・ケガ人が一人出ると数的な余裕がなくなるというリスクは常にあったが、前節は2人も出てしまった。岡のコンディションが戻るまでに少し時間が掛かっており、チームは4人体制を取る見込み。練習生という立ち位置だが、千葉県市川市出身、ティーンエイジはイタリアで過ごした日本とイタリアのダブル、ファンティーニ燦と契約成立となるのか注目だ。

7月9日の練習から参加しているファンティーニ燦(左)。冷たい雨の中での練習だったが、体幹の強さを感じさせた。

所属先がなかったが、今大注目の日体大柏高校や柏U-18のトレーニングに帯同してコンディションを維持してきた。GKとして身長は高くはないが、筋肉質でパワフル。1日練習を見ただけの印象だが、今甲府にいるGKとはタイプが違う感じの興味を持った。

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