「試合運びや細部のこだわりに不足はあったが、挑戦することからは逃げなかったディフェンスリーダー・小出悠太」【2019明治安田生命J2リーグ第21節 柏4-2甲府 レビュー】
2019年7月7日 柏4-2甲府(19:03K.O/三共フロンティア柏スタジアム/入場者数7,672人/天候 雨 弱風/気温 19.8℃/湿度 89%)
得点者 36’クリスティアーノ(柏)45’+2オルンガ(柏) 46’佐藤和弘(甲府) 60’江坂任(柏) 73’佐藤和弘(甲府) 77’江坂任(柏)
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「タラレバを言いたくなるショックな4失点も2得点に光明はある」
柏は陸上トラックがないスタジアムなので写真を撮ってみようと思い、甲府のゴール裏に――柏側のゴール裏は気が引けた――近い方のピッチサイドで前・後半撮影しました。“雨は止むかも”的な天気予報だったのでカッパ無しでも大丈夫かと思っていたら、霧雨でカメラもメモ帳もそこそこ濡れてしまった。しかし、スタンドの記者席では感じられないことを感じ取ることができたのはよかった。
俯瞰でない分、前半甲府が攻撃しているときは遠くて、24分のピーター・ウタカのシュートがどれくらいの決定機だったのかはDAZNで見返すまで分からなかったけれど、”先制点が決まっていれば…“とタラレバを言いたくなるパンチ力のあるシュートもGKの中村航輔も素晴らしい反応。それまでの時間帯は写真を撮っていた位置が小出悠太の設定するディフェンスラインとほぼ重なり、”結構高めだなぁ“と思いつつも、オフサイドが取れていたので恐れていた柏のカウンターを何とか防ぐことができるもしれないと期待していた。で、ウタカの先制ゴールが決まっていれば柏も焦ったかも…。
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