山梨フットボール

「内に秘めた思いを結果に繋げる試合」【2019明治安田生命J2リーグ 第24節 甲府対岡山 プレビュー】

伊藤彰監督も今週はいろいろ思うところアリという感じに見えた。しかし、選手が内に秘めた気持ちを信じて送り出す。選手は結果で応えてほしい。

2019明治安田生命J2リーグ第24節 甲府対岡山 甲府先発予想布陣。

2019年7月27日(土曜日)甲府対岡山(18:00 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)

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「“内容の前に結果”という戦い方で甲府の地力を見せつけたい」

風6号の進路予想を見ると試合の時間帯に山梨県の北部を中心が通過しそうで心配。今節はドゥドゥが長崎戦で再び胸の筋肉を傷めて大事を取ってスキップするので、“中止”でもいいんじゃないかなぁと少し弱気に…一瞬なってしまった。岡山にはイエロー3枚のCB・チェ・ジョンウォンをはじめ、2枚以上の選手が5人いるし――延期すれば出場停止になるかもしれない――とついつい考えてしまった。しかし、降水量の予報を見ると試合の時間帯は1mm/h、風は3m/sと試合開催には問題なさそうな数字。イカン、イカン。中止だと思っているとメンタルが弱くなるのでやる“気満々で準備しないといけない”と心を入れ替えました。隅田川の花火大会もやるみたいだし…。

週は、伊藤彰監督の思いと選手が練習で見せる気持ちにズレがあるように感じた。手を抜いているようなことはないけれど、暑い中で短時間集中してピリッとやりたい伊藤監督に対して、選手は選手で思うことがあるのだろうけれど同じ熱量のピリッが同じタイミングで出て来ないことが何度かあった。

3試合ぶりのシャドー起用となる横谷繁(左)がピーター・ウタカ、曽根田穣をどう活かすのか。ボランチの佐藤和弘との連携も重要なポイント。そして、GKの河田晃兵(右)には無失点の最後の砦として期待したい。

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